青春の馬 番外編 2

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加藤 side




「終わった〜！」


A 「疲れた〜。踊ったね〜！」


「じゃあ行こ！」


A 「うん！お疲れ様でした〜！」


「お疲れ様！」


「「お疲れ様でした！」」




レッスンも終わって、みんなに挨拶して部屋を出た。

いつもは特にゆっくり帰る組なししたちだけど、ご飯の日は誰よりも早いんだよね (笑)






:






A 「どこ行くの〜？まだ秘密？」


「うん。着くまで秘密」


A 「踊ってる時もずっと気になってた… (笑) 」


「絶対びっくりするよ」


A 「え、びっくりするところ…？」


「もうこれ以上言わなーい」




マネージャーさんには先に行き先を伝えておいて、2人で車に乗り込む。

Aも何回も来てる場所だし、そろそろ分かるんじゃないかな。

でも外の景色は気にしていない様子。

いつまでもマイペースな妹ですね… (笑)






:






A 「あれ、この辺って…史帆ちゃんのお家の近くじゃない？」


「そう！当たり！今日はししの家で一緒にご飯食べよ！」


A 「え、家族の皆さんは？」


「もう話しつけといたよ〜。みんなAのこと大好きだから喜んでくれてた」


A 「えええ、緊張する…」


「大丈夫だってば… (笑) 」




実は連れて来たのはししの実家…ていうか今も住んでるお家。

Aはよく来るけど、誰もいない時に来るもんね。

そんなガチガチに緊張してるAの手を引いて家に入りました。

人見知りのAちゃん、今からどうなってしまうのでしょうか… (笑)

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