mysterious 9 ページ10
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矢「こんにちは。矢向寺 Aです。
ここで働いています。君の名前は?」
祐「佐野祐」
矢「祐くん。いい名前だね」
祐「…お仕事、楽しい?」
矢「もちろん。
しんどいけど、その分楽しさもあって。
祐くんは、大人になったら何したい?」
祐「…僕は…」
口ごもる祐に、
Aはしゃがんで優しく微笑んだ。
六郎はその様を見て頰を赤くし、そっぽを向く。
そんな六郎を見て、
中堂が頭の上に疑問符を飛ばす。
謎の連鎖。
矢「無理に考えなくていいや。
まだたくさん時間はあるし、
いっぱい悩んでやりたいことすればいいよ」
祐「…うん」
返事を聞いて、ポンポンと祐の頭を撫でた。
それから、立ち上がって会議室の方を見る。
大声で口論する大人げない人間たちを一瞥し、
子どもの小さな手を引く。
矢「久部くん、私の机の上の黄色いファイル、
中堂さんに渡してもらってもいいですか?」
六「あ、はい」
矢「頼みます。
…祐くん、飲み物いらない?
私、喉 渇いちゃって」
祐「…欲しい」
矢「じゃあ、私と行こうか」
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チコ(プロフ) - サニーさん» 初コメありがとうございます(*^^*) そうですね!私も2人がくっつくことを願っております!笑 (2018年7月21日 19時) (レス) id: b3d27e39d9 (このIDを非表示/違反報告)
サニー(プロフ) - 中堂さんと夢主が結ばれる作品がいいです! (2018年7月21日 18時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:チコ | 作成日時:2018年7月18日 19時