東大王×QuizKnock

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颯side


ん…あれ…ここ…。

大学で授業受けてたのに目が覚めたら真っ白い天井が…。

隣を見ると伊沢さん…？


拓司「水上、起きたか。」

颯「はい…俺…。」

拓司「授業中に意識を失ったって。いつもの病院だなよ。」

颯「何となく思い出しました…。」

拓司「特に異常はないみたいだから帰れるけど、もう少し休んでからにするか？」

颯「いえ…今で大丈夫です…。」

拓司「ゆっくり起き上がろうか。支えてやるから。」

颯「ありがとうございます…。」


伊沢さんに支えてもらいながら起き上がって病室を出た…。

途中でいつもお世話になってる先生に会ってお礼を言って病院を出た…。

伊沢さんの車に乗って家へ…。

中に入ると伊沢さんから既に電話が行ってたみたいで俺が休めるように和室に布団を敷いてくれてた…。

和室まで伊沢さんは連れて行ってくれた…。


拓司「電気暗い方が楽？」

颯「はい…。」

拓司「そしたら消しておこうか。また様子は見に来るから何かあったら呼んで？」

颯「はい…。」


伊沢さんは和室の電気を消して出て行った…。

今の俺は明るいと頭痛が酷くなるから暗い方が楽なんだよね…。


修功「水上、入るよ。」

颯「ん…鶴ちゃん…？」

修功「あぁ。冷えピタ持ってきたけど付ける？」

颯「ありがとう…。付けようかな…。」

修功「ほら、おでこ出して。」

颯「ん…。」


鶴ちゃんが冷えピタを持って和室に来てくれておでこを出したらサッと貼ってくれた…。

冷たかったけど少しは楽になった気がする…。


修功「学校で倒れたって？」

颯「らしい…。」

修功「今日、相当酷いんだな。」

颯「あぁ…。」

修功「まぁそんな日もあるさ。もう我慢するなよ？」

颯「あぁ…。」


鶴ちゃんと話してたらだんだん眠くってきて気が付いたら眠っていた…。

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