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体験のAさんが来る前にヘリの修理をしようと、まだ肌寒い空が暗い時間に警察署に向かう
駐車場に入ると、見覚えのある後ろ姿が見えた
ら「あれ、Aさん？」
名前を呼ぶと少し驚いたように肩を跳ねさせて、挨拶をする彼女がいた
時間が分からなかったため早く来た、という旨を話され本当にしっかりしているなぁと他の後輩との違いを確実に感じる
ら「寒いしとりあえず中入ろっか」
寒さで手袋をしてもなお手が悴んできたためそう提案して、署の中へと入る
ヘリの修理をする為に早く来た、と言うと少し申し訳なさそうに謝られた
『すみません、なんか早く来てしまって…』
ら「大丈夫だよ笑」
そんな小さなことを気にしている様子の彼女に、ヘリの修理を一緒にしようと提案してみる
結局やってみることになり屋上へと足を運んだ
ら「…もしかして手袋ない？」
早朝の屋上は有り得ないほどに極寒だが、Aさんの白い手を見て思わず尋ねしまった
『あー持ってきてないですね、、』
でも大丈夫ですよ、と言われるが着けていた手袋を差し出す
ら「はい、着けて」
初めは首を振られたが、何とか説得して着けてもらえた
『…本当にありがとうございます』
そう言って笑う彼女の表情に心臓が締め付けられるような感覚に陥る
そんな感情に気付かないふりをしてヘリに乗った
ら「どう、出来そう？」
一通り説明をし終えて修理したヘリを直す
『…おそらく？』
少し歯切れの悪い返事をされるが、とりあえずやってみようと促す
『じゃあヘリ出しますね』
そう言ってヘリポートの中心まで行ってヘリを出すAさん
修理しないといけないヘリ伝えたっけ、と少し疑問に思いながらも助手席に乗った
スムーズにヘリを修理台まで動かし、慣れた手つきで修理をしていく彼女に驚く
ら「えっと…もしかして警察してた？」
『実は前の街で警察してました』
ら「え早く言ってよ、なんか先輩面して教えてるの恥ずかしすぎるんだけど」
『せっかくだからこの街の警察の方に1から教えてもらおうと思って…笑』
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ごーすと(プロフ) - のこさん» ありがとうございます！更新頑張ります…！！ (11月24日 11時) (
レス) id: bd04112ea4 (このIDを非表示/違反報告)
のこ - たまらないっっ更新待ってますっっ (11月19日 15時) (レス) @page14 id: 89fca1082f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごーすと | 作成日時：2024年11月7日 0時
