The splendour of the police. 【stgr】

38 ページ38

・




つぼ浦先輩の1人倒したのがきっかけになったのか、どんどん船内の犯人達が倒されていく






“今何人生きてる？”




“今は…4人生きてますね、船頭にいる人すぐ上のジャグジーに1人居ます”





“それ…俺のことだな！すぐ上か？”







少し焦っている皇帝さんの声が聞こえる





サーマルで犯人たちの動きを注意深く観察しながら話した






“すぐ上いますね、階段側向いてるのでまだ登らない方がいいかもです”




“了解！”






しばらく膠着状態が続く




とりあえずサーマルで見た情報は全て伝えるが、動くとすぐやられてしまいそうで中々行動出来ない







“A、船尾のやつまだいる？”






そんな声が不意に聞こえてきて無線をつける




確かこの声はマンゴー先輩だった気がする、と少し前に話した時の微かな記憶を思い出した






“ジャグジーの所に居ます”





“おれ今屋上取れたんだけど裏からいけそう？”




“今いけそうですね”






船の上に居るマンゴー先輩が船頭にいる犯人を撃つ




しばらく銃声が響いたあと犯人は倒れてしまった






“やったよー”





“ないすマンゴー！！”




“もう我動けるか！？”






“動けますね、今全体で船内2、船尾1います”







少し有利になり警察たちが中へと入っていく







“ちょっと誰か倒れてる犯人達一旦護送してくれないー？これ闇医者回収しに来るから”






ネル先輩の指示に倒れている犯人たちをどんどん護送していく人が1人いるのが分かる




さっきの場所から予想するにマンゴー先輩だろう






“マンゴー護送します”




“助かるー！ありがとう”





“ヘリ屋上まで迎えこれる？”





“了解です、一旦サーマル無くなりますね”







犯人達を護送して屋上に立つマンゴー先輩の元へと向かう





船を着地させてマンゴー先輩に乗ってもらおうとした瞬間、船に大きな衝撃が走った







マ「わっ、」




『ヘリアタック来てますね、1回上がりますよ』







何とかヘリに乗ってもらいヘリを浮かせる




上空を飛ぶ黒いヘリに少し逃げるようにして船の周りを飛ぶが、ずっと追って来ていた







『これ倒してから帰った方が良さそうですね』




マ「あ、中から撃とっか？」




『もうアタックでやった方が早そうなので大丈夫ですよ』

39→←37

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す