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ナ「今日から新しく体験に来た子です!」
軽く自己紹介してね、と言われると1歩前に出てくる女性
『警察体験に来ました、Aと言います!今日からよろしくお願いします』
凛とした鈴のなるような声がはっきりと聞こえる
吸い込まれるような透き通った瞳から目が離せなかった
ナ「という訳だから皆よろしくね〜!」
その声を合図とするように、突然その子を囲んで騒がしく質問を投げかける警察達
ぺ「えなんで警察来てくれたの!?」
皇「得意な物とかあるか?」
ひ「めっちゃ可愛いんだけど好きな食べ物なにー!!」
エ「彼氏いるすか???」
『え、えっと…』
戸惑いを浮かべる表情も綺麗で、他の警察達も釘付けの様子
何故か今までにないほど煩く鼓動する心臓に気付かないふりをして、ゆっくり彼女に近づいた
ら「ちょっと皆さん困ってますよ〜」
ひ「あ、ごめんつい…」
ぺ「色々聞きたくて…」
『大丈夫ですよ、私も皆さんと沢山お話したいです』
オ「ちょっと待て、良い子すぎないか??」
キ「誰かさんと違ってな」
つ「なんで俺の方見てんすか」
2人の会話に小さく笑う彼女
そんな様子を眺めているとナツメさんが話し出した
ナ「もう今日は遅いから明日から本格的に体験になるんだけど…Aちゃんにはバディで行動してもらおうと思ってて」
その発言に皆の目が光るのを感じる
オ「はいはーい!オルカがその役引き受けるぞ!!」
ひ「いや待って、私がAちゃんとバディになる!」
な「いやいや、2人だと心配なんで俺が組みますよ」
ま「成瀬が一番心配、俺いけますよ」
いや俺が私が、とうるさくなってきたところでナツメさんの制止の声が響く
ナ「ストップ!じゃあ何の乗り物が得意とかある?」
少し考えるような素振りをするAさん
『ヘリがまだマシですかね…?』
その声に思わずえ、と声が漏れる
皆の視線が俺の方に向いている気がした
ナ「じゃあ…らだおくん頼んだ!!」
ら「俺すか??」
ナ「ヘリなら君しかいない!」
まぁ分かりました、と答えると案の定他の警察からのブーイングを浴びた

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ごーすと(プロフ) - のこさん» ありがとうございます!更新頑張ります…!! (11月24日 11時) (レス) id: bd04112ea4 (このIDを非表示/違反報告)
のこ - たまらないっっ更新待ってますっっ (11月19日 15時) (レス) @page14 id: 89fca1082f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ごーすと | 作成日時:2024年11月7日 0時