酔ってなくても酔ったふりして上司のヅラを取れ ページ8
「お花見ィ？
もうそんな時期になりましたか。」
桜舞う季節の今日この頃。
屯所は平和
＿＿＿ズガッシャァァン！！
＿＿＿総悟ォォォォォ！！
…とは言い難いがまァ平和である。
バズーカの音聞こえた？副長暗殺(未遂)起こってるから平和じゃないんじゃないかって？
うるせぇ私が平和っつってんだから平和なんだよ(理不尽)。
そんな屯所で局長サンが私に「明日、真選組でお花見だから！」とか急に言い出した。
「はァ、まァいいと思いますけど…。随分と急ですね。何で急にお花見なんかしたいって言い出したんです？」
「い、いやぁ、ちょっとな！ハハ…。」
テンパって誤魔化す局長サンにこれはなにかあるな、と勘ぐってしまうが、私はお花見なら賛成である。
「私、女中さんにお花見用のお弁当、お願いしときますね。」
「マジで！いいの？」
喜ぶ局長サンを尻目に、私は食堂へ向かった。
そしてお花見当日。
用意されたお弁当を持ってお花見へ向かう真選組一行。
…あれ、局長サンの姿が見えないんだけど。
副長サンも沖田クンも誰も何も触れなかったのでスルーしてお花見会場へ向かうと、そこにはタコ殴りにされている局長サンとその直ぐ側に坂田銀時達、この前道場にいたメンツが。
なるほど、局長サンが急にお花見とか言い出したのはこのためか。
「オイオイ、まだストーカー被害に合ってたのか。
町奉行に相談したほうがいいって。」
「いや、あの人が警察らしーんスよ。」
「世も末だな。」
背後の私達に気づかず言った坂田に、副長サンは「悪かったな」と突っかかった。
「オウオウ、ムサい連中がぞろぞろと。
何の用ですか？キノコ狩りですか？」
「そこをどけ。
そこは毎年真選組が花見をする際に使う特別席だ。」
お互い喧嘩腰の坂田と副長サンは、どうやら相性が悪いらしい。
二人の口喧嘩は続いていく。
「どーゆー言いがかりだ？こんなもんどこでも同じだろーが。チンピラ警察24時か、てめーら！」
「同じじゃねぇ。そこから見える桜は格別なんだよ。なァ、みんな？」
いやごめん。正直どこでもいい。
みんなそう思っていたのか、口々に副長サンの意見を否定する。
「別に俺達ゃ、酒飲めりゃどこでもいいッスわ〜」
「アスファルトの上だろーとどこだろーと構いませんぜ。」
「酒のためならアスファルトに咲く花のよーになれますぜ！」
「もう別のところでよくね？副長サン。」
一般市民からお花見の場所剥奪するのは良くないよ。
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通行人N(プロフ) - ミウラさん» コメントありがとうございます(_ _;)そう言っていただけてとても嬉しいです✨これからも更新頑張りますので、温かい目で見守って頂ければと思います。是非、また感想をお聞かせくださいね！ (2023年4月2日 14時) (
レス) id: 39adec4ff4 (このIDを非表示/違反報告)
ミウラ(プロフ) - 本当に大好きです (2023年4月2日 14時) (レス) id: 3b25166bee (このIDを非表示/違反報告)
通行人N(プロフ) - ありがとうございます〜！自分の妄想を並べているだけですが楽しんでいただけたなら光栄です。これからも頑張るので宜しくお願いします！ (2022年9月25日 16時) (レス) id: 653891ee58 (このIDを非表示/違反報告)
リンくん(プロフ) - 面白いです！これからも頑張ってください！！ (2022年9月24日 18時) (レス) @page47 id: a5a7605112 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：通行人N | 作成日時：2022年7月20日 11時
