作者達が迷い込む町 6【小説】

落とし物　エズ ページ36

【おいエズ、それでいいのか？】

あの場所から逃げる俺に、ユートは聞く。
あの事や、自分の感情で星を操る事それに何かあったら怖い。あの人にも、何かあったら困る。

(うん。迷惑にならないなら、それでいい。)

そう思い足を進める。

夜空を仰ぎながら森の中を歩く。
歩いて、歩いて、あれを忘れようとする。
それなのに、あれは脳裏に焼き付いて離れない。
一瞬だけ前を見ると、森の中に何かが落ちていることに気付いた。

「…ぇあ…」

拾おうと足を進めようとすると、先に同年代位の少女が落とし物を拾っていた。
俺はそのまま立って様子を見ていた。
特に仲の悪いわけでもなさそうだし、喧嘩をしているわけでもない。
俺自身争いは嫌いだし、安心して他の所に行こうとする。

すると、

「あの、」

そう俺に話しかけられた。
このまま無言だったら嫌われるか？変な人だと思うか？
そう思いながら俺は二人の少女がいるほうに顔を向け、答えた。

「……………何」

〜〜〜

ユーミ様とはるかぜリンゴ様を少しですが登場させていただきました！
失礼でしたり迷惑でしたら普通に進めてしまっていいですので！

空腹と…　【名無しのチート】→←勘違いされた？？ 鈴ちゃん♪

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