6話 ページ6
〜昴side〜
俺たち7人はまたオークションに出された
茜も怖がっているし霊と深○の顔も引きつっている
俺たちは4億で買われたらしい
次の主人は女の人
鎖で繋がれた俺らは案内人に引っ張られながら女の人の元へといく
女の人「ちょっと」
案内人「はい！」
女の人「もっと丁寧にして」
この人は今までの主人とは違って俺たちに優しくしてくれる
怪我を治してくれたりご飯を用意してくれたり
けど信用させてから落とす気だ…
女の人は環というらしい
環さんは小さく喋った…
環「辛かったよね…」
静かな部屋にその言葉が響き、皆は顔を歪める
環「ご飯もまともに食べさせてくれない…お風呂もはいらせてくれない…しまいには暴力をふるわれる毎日」
環「辛かったよね」
環さんの顔は今にも泣き出しそうなくらい苦しそうな顔をしていた
環「もう大丈夫！私が責任をもって貴方達を立派に育てる！」
環「お節介かもしれないけど…貴方達の母親になりたい」
さっきとは違う、覚悟を決めたような顔をしている
茜「環さん…」
震えた声で名前を呼ぶ
茜「私達を…捨てたりしませんか？」
環「勿論」
茜「私達を…愛してくれますか？」
環「勿論！」
その瞬間茜の目から涙が溢れた
「茜ｯ…」
茜「私…この人を信じたい」
霊「けど上げてから落とすかもしれないよ」
流石霊。冷たいわぁ
「俺も信じてみたい…かも」
颯「昴…」
環「今すぐに信用してもらいたいだなんて思っていない！けど…仲良くしてもらいたいな」
茜「！うん！」
久しぶりに茜の笑顔を見た…
ここにいてもいいのかもしれない
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霊(プロフ) - ののさん» ありがとうございます！！！そう言って貰えて嬉しいです！！これからも頑張っていきたいと思います！！本当にありがとうございます！！！ (2020年4月16日 18時) (
レス) id: 7bdb7ee2df (このIDを非表示/違反報告)
のの - コメント失礼します。とても面白いです！オリジナルでここまで出来るのは凄い事だと思います！これからも更新頑張って下さい！ (2020年4月16日 18時) (レス) id: d9c9bb12bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霊 | 作成日時：2020年2月12日 22時
