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4話 ページ4
それから私は男の名前、年齢、身長、体重、家族構成やよく行く場所まで調べた。
なんせ初仕事だからね！
ちなみに、人を殺すのに抵抗はない。
そりゃ最初はあったけど、今はイルミお兄ちゃんに喜んで貰いたい気持ちの方が強い。
決行は2日後。
男が主催するパーティに参加して、隙をついたところを殺すつもり。
毒も大分慣れたし、銃の扱いだって覚えた。
準備は万端。
あと心配なのは……。
私は鏡の前で二着のドレスを体に当てた。
「赤と黄色、どっちにしよう」
赤も可愛いけど、黄色も華やかでいいんだよね。
「アマネはどう思う？」と執事のアマネに声をかける。
「どちらもお似合いですが、血が目立たないので赤がいいかと」
いや理由怖っ。
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作者名：あおい | 作成日時：2021年10月2日 12時
