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2話 ページ2

ふぅーと大きな息をつく。


……どうやら私は、ゾルディック家の子どもに転生トリップしたらしい。


なんでそんなに察しがいいのかって?


普段からトリップものの小説読み漁ってるからだYO!


てゆーかゾルディック家ってことはこの女の人はキキョウ……だよね。母さんって呼ばれてたし。


機械みたいなやつ付いてなかったから誰だか分かんなかったわ。


とりあえず、腹が減ったので赤ちゃんらしく(?)「オギャー」って泣いてみる。




「お腹が空いたのかしら?」




そうだ。ママン。


ミルクでも離乳食でもいい何か持ってきてくれ。




「はい。毒入りミルクよ♡」




飲めるか!!!!!!!!!!!




「大丈夫よ。10倍に薄めたから♡」




なら安心だね♡ってアホか!!!!!!!!!!


生まれたての赤ちゃんだぞ。殺す気か!?


必死で顔を背けたけど、無理やり哺乳瓶を口に突っ込まれた。




「オエッ」




拝啓 前世の自分へ


転生して早々死にそうです……。

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作者名:あおい | 作成日時:2021年10月2日 12時

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