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次の日、また昨日と同じ楽屋に集まるメンバー。
少し遅れて来た恭平は、俺を見ると気まずそうにして目を逸らす。
今日は微熱だから大丈夫って言ってたらしいんやけど、ほんまに大丈夫なんか。
…今日こそは。もう、失敗せえへん。
大橋「…あ、下の階にコンビニあったよな？誰か一緒に行こうや！」
長尾「え、行く行くー！
みんなで行きましょ！」
道枝「あ、俺はパスで…」
えーみっちーなんでーよーってうるさい長尾に「行くで！」って一喝する大橋くん。
みっちーが高橋くんのこと見とくんやで！って決め台詞みたいなん言うて、ほかの４人と一緒に部屋を出ていった。
大橋くんが、連れ出してくれた。
…今しかない。
「恭平？」
高橋「…なに、」
「あの、」
声をかけたのはいいが言葉がまとまらない。
ごめんねを言うべきなのか、頼れってカッコつけるべきなのか。
考えろ俺。恭平を傷つけない優しい言葉を。
高橋「…みっちー、ごめんな」
「…え？」
高橋「みっちーは心配してくれただけなんよな。」
謝られてもうた。
恭平は何も悪ないのに。
高橋「ごめんな迷惑かけて、俺の体がこんなにポンコツやから、」
「それ以上言わんといて」
恭平の言葉をぶった切る。
…今や。
「恭平、もっと頼ってくれてええよって。」
高橋「、うん…？」
「年下やし、頼りないかもしれんし、
昨日みたいに、いらんこと言っちゃうかもしれんけど。
恭平が辛そうにしてるの、見んのが、辛いねん…」
高橋「…みっちー、ほんまごめん」
「…俺さ、変なこと言っちゃうことあるけど本音じゃないねん。
ごめんな言葉足らずで。
こんな俺でもよかったら、もっと無理せず頼ってほしい。」
不器用なりに紡いだ言葉。
高橋「みっちーは優しいよ」
恭平が俺の目を覗き込んで言う。
高橋「ありがとうな、いっぱい頼る、から
不器用同士、助け合っていこうな」
誰が不器用やねん。まあ合ってるんやけど。
お互いの目に涙が溜まる。
今日こそは、分かり合えた気がした。
．＿
お互いのことを大事に思いすぎてすれ違っちゃう道枝くんと恭平くん。
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こんなに見てもらえるなんて思ってなくて…
本当にありがとうございます！
今後とも宜しくお願いします。
葵波
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葵波(プロフ) - はなさん» リクエストありがとうございます、書いてます。嬉しいです、！ありがとうございます…！ (2021年12月19日 18時) (
レス) id: c5833c9a8b (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - リクエストお願いしたいです。恭平くんが長引く風邪をひいてしまって大橋くんが何日かつきっきりで看病してくれるお話が読みたいです。いつも読ませてもらっています。これからも頑張ってください。 (2021年12月19日 18時) (レス) id: 78f3176144 (このIDを非表示/違反報告)
葵波(プロフ) - りりさん» リクエストありがとうございます！移行した後になると思いますが…書いてみます。 (2021年12月17日 6時) (レス) id: c5833c9a8b (このIDを非表示/違反報告)
りり - 初めまして！リクエストいいですか？恭平くんがストーカーにあってしまって、精神的にも体調的にもボロボロの時に流星くんが気づいてストーカーを追い払う話が見たいです。 (2021年12月16日 22時) (レス) id: d5a275c931 (このIDを非表示/違反報告)
葵波(プロフ) - 名無し81932号さん» はじめまして、ありがとうございます！書いてみます〜、 (2021年12月13日 18時) (レス) id: c5833c9a8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵波 | 作成日時：2021年11月13日 14時
