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第46話 ページ49

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「(死角に避けた筈なのに…!)」

『人間の五感における情報判断の割合ってさ、視覚が約8割を占めてるらしいね。それを他の五感で補うわけだけど…』



カチャリと、地面に膝をつく鬼の方へ刃を向ける。



『1つ感覚を失えば、他の感覚が鋭くなるってのは本当みたいだね。まあ片目しか失ってないけど』

「チッ…血鬼術 幻影」

『(姿を眩ませるつもりか…)

氷の呼吸 参ノ型 氷釈』



出てきた幻は全て斬り、鬼との距離を詰める。



「いいの?俺の間合いだよ!」

『氷の呼吸 伍ノ型 氷霧』

「血鬼術 黒影」



鬼が私を攻撃しようとするも、先に私が鬼の背後を取った。



『遅い』

「(コイツ…本当に…柱だったのか…!!)」

『氷の呼吸 漆ノ型 氷瀑(ひょうばく)



ボォン!と激しい音と同時に、鬼の頸が落ちた。



「…フン、満足か。俺を斬れて」

『……』

「だが"向こう"はどうだろうな?俺が消えるまで、術は解けないよ」

『!』



…まさか、まだ術を…!?

瓦礫を越え、炭治郎達と合流しようとすれば、ゴホッ!と咳き込む。



『ゲホッゲホッ!(よりによって発作が…!)』

「ハッ…イイザマだよ、氷柱め」

『ゲホッ…』

「一生恨まれて生きるんだな、稀血の女…」



塵となって鬼が消えた瞬間、ドォン!と雷が落ちたような音が聞こえ、ハッとなる。

…雷…もしかして善逸…?



『(行かなきゃ…みんなの元へ…)』



と、1歩踏み出した瞬間、心臓に走る痛み。

…制御はした筈、全力で刀なんて振ってない、それでも…



『(花弁は散る…)』



残り2枚になった藤の花。はぁ…と小さく息を吐き、月明かりで照らされた道を進めば、炭治郎達が待っていた。



* * *



1人突っ走って行ったAに若干の怒りを覚えつつ、善逸や伊之助と共に匂いの元へ向かった。

今までとは違う鬼の匂いがしていたし、少しだけ血の匂いもしていた。だから共に戦おうとしたのに。



『来ないで炭治郎!』



怒号にも似た声色で言ったA。思わず怯んでいれば、伊之助が吹っ飛ばされ、俺達と鬼を対峙させないように瓦礫で壁を作った彼女。



「伊之助!くそ…A…!」

「だ、大丈夫かな…」



何も出来ないままいれば、少しして鬼が現れ、更に謎の黒い影が俺達を襲いだした。

その対処に追われていれば、善逸が技を出した瞬間、何事も無かったかのように静寂になる街。

そして、瓦礫の奥から現れた彼女は俺達を見て、よかった。と安心したように笑っていた。

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たくあん(プロフ) - せりりんさん» コメントありがとうございます!嬉しいです(*^ ^*)更新頑張ります!! (6月24日 18時) (レス) id: 17eabedad2 (このIDを非表示/違反報告)
せりりん(プロフ) - 感動しました!炭治郎流石って感じです! (6月24日 17時) (レス) id: 60b1ee46a3 (このIDを非表示/違反報告)
せりりん(プロフ) - 凄いてんかいっすね! (6月24日 17時) (レス) id: 60b1ee46a3 (このIDを非表示/違反報告)
たくあん(プロフ) - せりりんさん» コメントありがとうございます!更新頑張ります!(*^^*) (6月22日 11時) (レス) id: 17eabedad2 (このIDを非表示/違反報告)
せりりん(プロフ) - 面白いです!私の推しは炭治郎と善逸なので!更新待ってますね! (6月22日 10時) (レス) id: 60b1ee46a3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たくあん | 作成日時:2019年6月12日 0時

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