占いツクール
検索窓
今日:4,179 hit、昨日:6,115 hit、合計:905,517 hit

第18話 ページ20

.


「ふむ…よもやこれは…」

『…随分、閑静ですね』



辿り着いた場所は、街というにはあまりに寂びていた。

…人は鬼に殺られたのだろうか。それにしても悲しい雰囲気はあまり見えない…。



『(いや、まあ人がいないから見えないのは当たり前かもだけど……)』

「…先ずは寝床の確保だな!夜まで宿で待とう!」

『あ、はい!』



煉獄さんに続き、とある宿へ入れば、ご自由に。と書かれた紙が貼られていた。

とりあえずお金だけ置いておき、部屋へと向かう。



「うむ、では夜になるまで待とうか!」

『聞き込みとかいいんですか?まあ人自体居なさそうですけど…』

「ああ、大丈夫」



そう言って窓の外を眺める煉獄さん。

…まぁ煉獄さんが大丈夫って言うなら大丈夫か…。

と、2人で夜になるまで他愛もない話をしながら待ち続けた。

――日が暮れ始めた頃、ふと気づく。



『(この雰囲気…鬼…?)』

「…さて、行こうか」

『え?』

「む?あぁ、Aも覗くか?」



そう言われ窓から外を覗いてみれば、昼間より明らかに人が増えていた。しかも、



『(全部…鬼…!)』

「基本的に鬼は群れない筈なんだが…。…十二鬼月が関わってるかもしれんな!」

『ですね…(十二鬼月か……)』



…まあ柱が任せられる任務だもんなあ。それくらいのレベルでもおかしくないよな…。あーーー、既に胃が痛い。



「何かあったらすぐに叫んでくれ!飛んでいく」

『!…ありがとうございます!』

「よし!なら行くぞ!」



刀を腰に差し、宿から出た瞬間、周囲にいた人の視線が集まった。

…いや、もうホラーだよこれ、一種のホラーだ。



「躊躇するな」

『…わかってます』



煉獄さんと背中合わせになるように立ち刀を構える。

すると、化けの皮が剥がれたように、次々と鬼が現れた。



「人間だ!女だ!」

「しかもあの女…美味そうな匂いだ…稀血だ…」

「食ってやろう…」

『…氷の呼吸 壱ノ型 氷雨』



と、技を出せば心做しか以前よりも技に磨きがかかってるような気がした。

…身体の調子も悪くない、いける。

次々に鬼を斬っていく中、1匹だけ違う雰囲気の鬼を見つけた。



『(十二鬼月か…!)』



頸を撥ねようとすれば上手く躱され鬼の中へ紛れ込んでいく。



『煉獄さん!十二鬼月の鬼を見つけました!』



そう叫ぶも、煉獄さんからの返事はない。



『?煉獄さん?』



前を気にしつつ振り返れば、そこには何もなかった(・・・・・・)

第19話→←第17話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (377 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
976人がお気に入り
設定キーワード:鬼滅の刃 , 原作沿い
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

たくあん(プロフ) - せりりんさん» コメントありがとうございます!嬉しいです(*^ ^*)更新頑張ります!! (6月24日 18時) (レス) id: 17eabedad2 (このIDを非表示/違反報告)
せりりん(プロフ) - 感動しました!炭治郎流石って感じです! (6月24日 17時) (レス) id: 60b1ee46a3 (このIDを非表示/違反報告)
せりりん(プロフ) - 凄いてんかいっすね! (6月24日 17時) (レス) id: 60b1ee46a3 (このIDを非表示/違反報告)
たくあん(プロフ) - せりりんさん» コメントありがとうございます!更新頑張ります!(*^^*) (6月22日 11時) (レス) id: 17eabedad2 (このIDを非表示/違反報告)
せりりん(プロフ) - 面白いです!私の推しは炭治郎と善逸なので!更新待ってますね! (6月22日 10時) (レス) id: 60b1ee46a3 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:たくあん | 作成日時:2019年6月12日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。