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「恋人同士の方たちだと、お互い選んで決める方も多いんですよ」
『そうなんですね…』
「どんな匂いがお好みとか───」
「…俺、恋人じゃないけど一緒に選んでもいい？」
『へ、』
「彼氏じゃないけど、Aちゃんのことはよく知ってるつもりだし」
ふわ、と微笑んだ蓮くんに店員さんはときめいているようで。…まぁ、せっかく一緒に買い物に来たから私は全然良いんだけど、蓮くんって好きな子いるんだよね…？
ごゆっくり〜と目にハートを浮かべながら去っていった店員さんを見送って蓮くんと香水を選ぶことになった
「これ、Aちゃんっぽい匂いする」
『私っぽい匂い？そんなのある？』
「ほら」
蓮くんに勧められて匂いを嗅いでみると、甘すぎない爽やかな匂いが鼻に抜けていく。完全に私の好みの香りだった。“ホワイトリリー”って名前の香りらしい。名前も可愛い…値段もOLには優しい値段だった
『ん、これにしようかな！』
「即決じゃん！」
『私の好きな匂い』
「やっぱそうだよね。Aちゃんって感じするもん」
『それはよく分からないけど…蓮くんも一緒に選んでくれたし』
「…好き、俺その匂い」
『あ、本当？』
レジへ持って行くと、さっきの店員さんが「この香り大人気なんですよ〜」って教えてくれた。
無事に香水を買えて、その後は蓮くんの洋服とか靴とかを見て回った。きっと何を着ても様になるんだろうな、スタイルいいし。
試着をする蓮くんを見るのが楽しくて、ついつい色んな洋服を勧めてしまうと「俺、着せ替え人形じゃないんだけど…」って拗ねていた
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もこ(プロフ) - ねこさん» はじめまして！コメントありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです…！マイペース更新ですが、よろしくお願いします＾＾ (2021年9月24日 14時) (
レス) id: 658e08c43b (このIDを非表示/違反報告)
ねこ - 初めまして、これからの進展が楽しみです！ (2021年9月23日 13時) (レス) @page7 id: 336371199e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もこ | 作成日時：2021年9月22日 18時
