Tempo Rubato ページ26
HS「A、」
ホシが立ち上がると椅子が音を立てた。
『スニョン、あの』
言い終わる前にモナの元に駆け寄ってハルごとモナを抱き締めた。
HS「良かった…お前がいなくなったら…どうしようかと…」
『めちゃくちゃ泣くじゃん。ごめんねスニョン』
MH「ヌナ」
『ミョンホ』
MH「良かった。これからも一緒に踊れて」
『うん。』
結局ミョンホもホシとハルごとモナを抱き締めて、次々にメンバーが立ち上がりモナの周りに集まった。
泣きながらモナが次々とメンバーに揉みくちゃにされていて「コラキムミンギュ！首絞まるわ！」といつも通り。
立って見ているのはオレとウジだけになった。
SC「ジフナ」
WZ「…ん？」
SC「お前なにしたの？」
WZ「何って？」
SC「何言って、引き留めた？」
WZ「別に、引き留めようとしたわけじゃないよ。 ただ、人任せじゃなくてオレも自分の言葉で伝えなきゃと思っただけで。
こういう、大事な時は。」
そう言って微笑んで被っていたキャップの鍔を少し下げた。
『オッパ。』
ハッと顔を上げるとモナがメンバー達の中からこちらに歩み寄って来た。もう完全に泣き腫らしていて目の周りが赤くなっている。
SC「…決めたんだな」
『うん。オッパありがとう。今までもこれからも。』
SC「うわー…オレ泣きたくないのにな」
勝手に溢れる涙に天を仰ぐ。
自分にとってモナは妹で親友で家族で。
それでも1人1人の人間であることに違いはなくて。 違う道を選んでも大切な存在であることに変わりはないんだと言い聞かせて来たけど
それでも、これからも一緒にいてくれることがこんなに嬉しく思える。
『私もう泣き疲れたから泣かせないでよ…
これからもSEVENTEENの長男と長女としてよろしくね。』
頭をぐしゃぐしゃに撫でると、「うわー…もう！」と身を捩るからそのまま自分の腕の中に包んだ。
SC「愛してるよ」
『私も。愛してるよオッパ。』
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なのこ5546(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いてます！今の展開が気になってハラハラドキドキでやばいです（笑）更新は大変だと思いますが頑張ってください応援しています！ (2023年1月4日 1時) (
レス) @page19 id: 88c8eec9ab (このIDを非表示/違反報告)
え - aaaのTwitterつぶやきで、CRAVITYとの絡み書いて欲しいです！！できればヒョンジュンでお願いします...！ (2022年12月26日 22時) (レス) @page12 id: d3ea50ec7c (このIDを非表示/違反報告)
RIN(プロフ) - えぴこさん» 嬉しいです！こちらこそ楽しんでいただいてありがとうございます…！ (2022年12月20日 20時) (レス) id: 459ebad9a2 (このIDを非表示/違反報告)
えぴこ(プロフ) - ハルちゃんのお話すごく好きなので今回のお話すごく嬉しいです(^ ^)いつも楽しいお話ありがとうございます！ (2022年12月20日 16時) (レス) @page1 id: ccb2929b22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RIN
| 作成日時：2022年12月20日 11時
