Tempo Rubato ページ19
VN「ただ言わなくなっただけでそれが消えた訳じゃないのは分かってたよ。
でもヌナは他のアイドルの振付をしたり、曲を提供したりしてるじゃん。それって誰にでも出来ることじゃないと思わない？」
『……』
VN「ウジヒョンはSEVENTEENらしい音楽をSEVENTEENの為に作ってる。
ヌナは別のグループの為に曲を作ったり振付をしてSEVENTEENの名を広めてる。
それって凄いことだよ。ヌナにしか出来ないことじゃん。」
別に励ますわけでも、心配そうにしてるわけでもなくただ普通のトーンで言うバーノンをただ見つめることしかできなかった。
VN「ヌナは口に出さないからこういうことを伝える機会も無くて、かといってヌナがそういう言葉を求めてるわけではないことも知ってるから。
だけどこれからは勝手に言うね。」
『これからはって私まだ何も言ってないよ』
SK「ねえ、ボノニ全部言っちゃったじゃん…僕が言いに来たのに」
VN「オレが言ってる間に準備出来るかなって、スングァナなんだかんだ一言大事なこと言いたかったんでしょ。」
SK「…
ヌナ、これからも一緒にいてよ。」
目を潤ませながら真っ直ぐこっちを見る弟と、それを親の如く見守るもう1人の弟。
『………98恐ろしいね。』
VN「ハルにも言われたんでしょ。」
『聞いたの？』
"もう私のことを守るとか、助けたいとか思わないで。ただ、隣で一緒に舞台に立ちたいし、紅一点になりたくない。2人でこれからもここにいたい。これからは…オンニを私が守っていきたいの。"
VN「結構勇気いったんだよ。ハル、あんまり言わないじゃんそういうこと。」
『そうだよね。…そうだね。』
VN「"オンニが幸せでいるのが1番だから無理に引き留めるとかしたくなかったけど、やっぱりオンニにいなくなってほしくない"って」
『ハルがそう言ったんだ。』
VN「言いたくないけどね。泣いてたよ。」
『…ボノナ、私が弟と妹の涙に弱いこと知ってて言ってるね？』
VN「何年ヌナの弟やってると思ってるの？」
結局、親友に背中を押され、前にいた弟達に手を引かれ、私はまた一歩スタートラインに近づく。
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なのこ5546(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いてます！今の展開が気になってハラハラドキドキでやばいです（笑）更新は大変だと思いますが頑張ってください応援しています！ (2023年1月4日 1時) (
レス) @page19 id: 88c8eec9ab (このIDを非表示/違反報告)
え - aaaのTwitterつぶやきで、CRAVITYとの絡み書いて欲しいです！！できればヒョンジュンでお願いします...！ (2022年12月26日 22時) (レス) @page12 id: d3ea50ec7c (このIDを非表示/違反報告)
RIN(プロフ) - えぴこさん» 嬉しいです！こちらこそ楽しんでいただいてありがとうございます…！ (2022年12月20日 20時) (レス) id: 459ebad9a2 (このIDを非表示/違反報告)
えぴこ(プロフ) - ハルちゃんのお話すごく好きなので今回のお話すごく嬉しいです(^ ^)いつも楽しいお話ありがとうございます！ (2022年12月20日 16時) (レス) @page1 id: ccb2929b22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RIN
| 作成日時：2022年12月20日 11時
