Tempo Rubato ページ18
OSTの為に毎日作業室に篭り中。
スウェットにデニムにクリップで髪の毛を留めて椅子に膝を立てている姿は完全に干物。
ノックの音に「どうぞー」とノールックで答えれば静かに開く扉の音。
「おじゃまします…」
『スングァナ？』
回転椅子をクルリと回すとそこにいたのはスングァナとバーノンだった。
『あら、ソラブーお2人で珍しい。』
VN「座ってもいい？」
『もちろん。お茶淹れるね』
なんだかまだ居心地の悪そうなスングァンといつもとあまり変わらないバーノン。
ソファに恐る恐る座ってまるで面接みたいに両脚揃えて膝の上に手を置いてる。
『私今凄いボロボロだけど大丈夫そう？君らの前に出られるビジュアルしてないけど』
SK「ヌナはいつも綺麗だから大丈夫」
『何、全然イジってくれないじゃん』
VN「ヌナ、オレコーヒーが良い」
『そんであなたはリラックスしすぎね』
それが好きなところでもあるけどね。
コーヒーとペパーミントティーを淹れて2人の前に置いた。
マグカップを持って鼻に近づけたスングァンは「あ…」という顔をした。
SK「ヌナこれ…」
『覚えてた？』
SK「覚えてるよ…」
『………何かヌナに言いたいことあって来た？』
基本、ウジの作業部屋は割と皆行くことがあるけど私の部屋はたとえばまだ誰にも公開できない外注された仕事があったりするから基本的に不用意に入れないようになってる。
それでもここに来る人は基本、急ぎの用事か何かある時。
SK「う…そうなんだけど」
VN「………ヌナとオレは立場も違うから完璧には理解をしてあげられない。
それでも言うね。
ヌナがいつまでも自分に自信がなかったり、何も出来てないと感じてたりする部分は昔からあったじゃん。昔はよく口にも出してたからホシヒョンが横で怒ってたよね。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 781人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なのこ5546(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いてます！今の展開が気になってハラハラドキドキでやばいです（笑）更新は大変だと思いますが頑張ってください応援しています！ (2023年1月4日 1時) (
レス) @page19 id: 88c8eec9ab (このIDを非表示/違反報告)
え - aaaのTwitterつぶやきで、CRAVITYとの絡み書いて欲しいです！！できればヒョンジュンでお願いします...！ (2022年12月26日 22時) (レス) @page12 id: d3ea50ec7c (このIDを非表示/違反報告)
RIN(プロフ) - えぴこさん» 嬉しいです！こちらこそ楽しんでいただいてありがとうございます…！ (2022年12月20日 20時) (レス) id: 459ebad9a2 (このIDを非表示/違反報告)
えぴこ(プロフ) - ハルちゃんのお話すごく好きなので今回のお話すごく嬉しいです(^ ^)いつも楽しいお話ありがとうございます！ (2022年12月20日 16時) (レス) @page1 id: ccb2929b22 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：RIN
| 作成日時：2022年12月20日 11時
