幼女（狐）の過去 ページ6
〜過去編 続き〜
私たちを抱きしめてくれた手は温かかった。
初めてのお湯はビックリしたけど気持ちよかった。
リボンを結んでくれた時、とっても嬉しかった。
『だから私たちは、お兄ちゃん達が大好きなの｡』
『こんなに優しくしてくれたのは、とと様とかか様と稲荷様以外には初めてだったから｡』
『『ありがとう、お兄ちゃん。』』
〜過去編 終〜
side侑
俺らが聞いた話は思っていたより酷い話やった。この子らは2人一緒やったからなんとかここまで生きてこれたんや。
「双子が不吉って、どんだけ前の話やん。」
サムも苦虫をかみつぶしたような顔をしとった。
『ねえ、お話し終わったよ！』
『今度はお兄ちゃん達の番。』
『『お兄ちゃん達の名前をおしえｔ･･･え？』』
気付けば俺らは2人を抱きしめとった。
「そっか、2人で頑張ったんやなぁ。」
「えらいやん。そりゃおとんとおかんも大喜びやわ。」
「俺らなんか怒らしてばっかやけどな。」
「お前だけな。」
「なんやと！」
『『･･･｡』』
いつもの口喧嘩が始まりそうになったが、腕の中でじっとこっちを見る視線に気付いた。何かと思いそちらを見れば、ビックリした顔でこちらを見る目と目が合った。
『私たち、頑張った？』
『私たち、えらい？』
「おん、めっちゃ頑張った。」
「ようやったな。えらいで。」
俺らが褒めれば、嬉しそうなそして泣きそうな顔で抱きついてきた。
「俺は侑やで。双子が不吉やって言うなら俺らなんか厄災やん。」
「俺は治。ユキとシロなんか不吉のふの字もないな。」
出会ってまだ2日目の朝。それでも俺らはこの子らに笑ってほしかった。
「「これからよろしくな。」」
『『うん！』』
「侑！治！あんたら朝練は！？」
「「あかん！遅刻する！！！」」
『『あはははは。侑も治もおもしろいね｡』』
ここから俺らの不思議でおもろい日常が始まった。
作者デス
なんで私は自分で作ったキャラの過去を可哀想にするんや
たまには重たい過去なんてないキャラ作れよ！
･･･無理だろうなぁ。
安心してください、ユキとシロは宮兄弟をはじめとすろ稲荷崎メンバーが必ず幸せにしまっす。
余談ですけど、小さい子が”とと様””かか様”って言うの可愛くないですか？
これからもよろしくお願いします！
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真柴白 - どうして、終わり何ですか？続き気になります！！更新待ってます！！頑張って下さい！！ (2021年1月14日 3時) (
レス) id: b8cb4c9ad0 (このIDを非表示/違反報告)
りぼん(プロフ) - とっても続きが気になります‥‥‥…！！！更新頑張って下さい！！！！ (2020年6月22日 11時) (レス) id: 597f7a3cde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨星 | 作成日時：2020年6月13日 22時
