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一、ニ限目(未来&過去) ページ12

一限目は武学。この時間中魔法は使用禁止である。

「己の力で己を高めよ」という、ハート武術学園から受け継いだ言葉を基本方針としているからだ。

テストでは魔法抜きの組み手が行われる。

逆に言えば魔法を使わなければなにをしてもいいテストだ。

この時間中の未来は人気者だ。

彼女は柔道、空手、剣道、合気道、酔拳、空水流など、現在存在する武術という武術をすべて習得しているからだ。


「はぁ! 」


体育館に威勢のいい声が響く。

見れば、未来が一人の生徒を投げ飛ばしていた。


「いってー。未来は強いなぁ…… 」

「へっへっへ。私の勝ちー! 」

「なんか悔しい・・・・・・」

「また勝負しよっ! 」


未来の差し出した手を掴み、投げ飛ばされた生徒は立ち上がった。









ニ限目は魔法学だ。毎時間ここで、新しい魔法を教えてもらえる。

また、魔力の仕組みについての説明を聞いたり、形状変化(魔力を粘土のように自由に変化させることで、武器などを作ることができる)や状態付与(魔力によって作られた炎や雷などを個体に纏わせる技)など、魔法について詳しく調べたり、魔法を使って実戦を行ったりする

テストは、記述と実践の2項目に分かれており、記述ではこれとこれを何対何で合わせるとこうなる、みたいなものに答えるテスト、実践は先生の指定した魔法をやってみせるテストである。

この時間中のお姉ちゃんは格好いい。

弓術にも長けている私のお姉ちゃんだが、魔法に関しては天賦とも言える才があり、説明一つあればその魔法を自分のものとする。


「では、今説明した形状、状態並立長時間維持魔法ができる人は・・・・・・」

「はい」


先生が言い終わる前に、お姉ちゃんは返事をした。


「っ・・・・・・! 」


お姉ちゃんの手の平に丸い球体が出現し、その球体が自ら雷を放つ。

周りの安全に配慮して、小規模ではあるが・・・・・・


「よくできました! 素晴らしいです。 さぁ皆さんも・・・・・・」


その後お姉ちゃんは他の人に魔法を丁寧に教えていた。

遅れてる!(花音)→←日常に戻り(ネモ)



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(プロフ) - 終わりました (2017年1月1日 23時) (レス) id: f9682346d9 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 更新します (2017年1月1日 17時) (レス) id: f9682346d9 (このIDを非表示/違反報告)
チェス盤(プロフ) - 更新しましたー (2016年12月23日 13時) (レス) id: e293136629 (このIDを非表示/違反報告)
チェス盤(プロフ) - 更新します (2016年12月23日 13時) (レス) id: e293136629 (このIDを非表示/違反報告)
歌菜子 - 終わりました (2016年12月21日 20時) (レス) id: beed06bc94 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:北斗七星 x他9人 | 作者ホームページ:kirito03  
作成日時:2016年10月29日 21時

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