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亀「こらこら、控え室で騒いだら駄目だろ。廊下の外にまで声が聞こえてきたよ」
ガチャリとドアが開いて、俺らは同時に後ろを振り返った。
康・道「亀梨くん！」
ラ「かずくん！」
聞き覚えのある涼しげな声の主は、今日の歌番組で共演させてもらう、事務所の大先輩の亀梨くんだった。
緊張のあまり背筋を伸ばして挨拶する俺を見て、ふはっと可笑しそうに吹き出した。
ジャニーズは上下関係が厳しいから、先輩を見ると、考えるよりも先に身体が動いてしまうんよね。
亀「康二、久しぶり。駿佑とラウも元気そうだね」
ラ「かずくんだっこー！」
亀「あはは、相変わらず甘えん坊だね」
康「ちょお、ラウっ！大先輩にそんなこと言うたらあかんやろ」
亀「いいよ、俺は全然気にしないから。ほら、おいで」
俺の腕から飛び降りたラウールは、両手を広げた彼の元に駆け寄り、勢いよく抱きついた。
滝沢くんの時といい、うちの末っ子はほんま怖いもの知らずの強メンタルだ。
道「うわぁ、ラウールのメンタルエグいな…」
康「しゃあない、ラウはまだ赤ちゃんやからね」
うちの事務所は先輩や目上の人への礼儀に厳しいことで有名だけど、ラウールにだけはとことん甘い。
ジャニーズに入所したのがまだ幼稚園の頃だったし、みんな息子が弟みたいに思って、つい甘やかしてしまうんやろな。
可愛い末っ子とカッコいい亀梨くんのツーショットは雑誌に載せたいくらい絵になっていて、俺は思わずこっそりスマホに収めてしまった。
(あとでしょっぴーにも送ったろ♪)
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anzu(プロフ) - ななこさん» つだくん、いいですよねー！つだラフォはボケが渋滞してて好きなんですよ笑 (2021年3月22日 11時) (
レス) id: 3701b73a02 (このIDを非表示/違反報告)
ななこ - つだくんとのコンビは笑えました！ (2021年3月20日 12時) (レス) id: 265254f1eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：anzu | 作成日時：2021年2月27日 8時
