届けよう。 -ぺけたん- ページ9
今日はぺけたんとボイスレッスン。
ぺ「あー…あー…あ〜…あ〜…」
結衣『あ〜…あ〜…』
ぺ「うん、良い感じだね。」
結衣『ふぅ……明日、』
ぺ「ん?」
結衣『明日…大丈夫かな?』
ぺ「もしかして、緊張してる?」
結衣『だ、だって
ぺ「まぁ、結衣はステージで歌うの初めてだもんね。」
結衣『緊張して噛んだら…歌詞忘れたりしたらッ
ぺ「コラコラ。やる前からそんな事言っちゃ駄目だよww」
結衣『ぅ…』
明から様に元気の無い私を勇気付ける様に、
ぺけたんは私の頭をポンポンと撫でながら呟いた。
ぺ「全部俺に任せて。」
そして当日。
司会「それでは続きまして、Fischer'sの皆さんです!!どーぞ!!」
シ「しゃぁあー!!いくぞーッ!!」
全「おおぉー!!」
会場は大きな拍手に包まれた。
ステージ袖から走り出したみんなの背中を見送った。
結衣( あぁ…私は、なんて素敵な場所に連れて来てもらったのだろう。 )
1人感極まり
思わず涙が溢れそうになっていたその時、
ぺ「結衣!!」
結衣『へ?』
ぺ「ほら、行くよ!!」
ぺけたんは出遅れた私の腕を引っ張り、
ステージ上へと導いてくれた。
ステージから見える景色は私の心を鷲掴みにした。
シ「おーい、結衣さーん。」
結衣『ッ…』
シ「え!?何、泣いてんの!?www」
ン「あー、シルクが泣かせたー!!」
マ「ぶーぶーww」
そして進行は進み、いよいよライブの時間。
ぺ「よっしゃー、いくぞー!!」
会場のテンションはMAX。
ミュージックが流れ出した時、
恐ろしい程のプレッシャーに身体を強張らせた。
すると、そんな私に気付いた彼は私の肩を叩き柔らかく微笑み耳打ちした。
ぺ「大丈夫だよ。結衣の綺麗な歌声を皆んなに届けよう。」
この人は…
結衣『うん!!』
君はいつだって私に勇気を与えてくれる。
私はそんな君が大好きだ。
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美夢(プロフ) - 全部読み返してきました(´・ω・`)ニヤニヤが止まらずです (2019年7月27日 9時) (レス) id: 70c1150dfd (このIDを非表示/違反報告)
カオル - 1から読んでいたら、気づいたら6までいっていました。何度キュンとしたことか。企画の全員のものなどニヤケてしまいました(*´ω`*) (2019年1月18日 3時) (レス) id: d8ce782270 (このIDを非表示/違反報告)
来響 - わーヤバイニヤケてしまう笑 (2019年1月8日 16時) (レス) id: 46c572a747 (このIDを非表示/違反報告)
鳥獣先輩(プロフ) - とても感動しました (2018年11月17日 18時) (レス) id: 73a4e43239 (このIDを非表示/違反報告)
かっちゃん(プロフ) - おはよんよん♪ありがとぉ 嬉泣 マサイの優しさに本当に胸がキュンキュンしたよ♪本当に忙しい中書いてくれて有り難う!ワガママ聞いてくれてありがとう! (2018年10月25日 6時) (レス) id: c0d11f604d (このIDを非表示/違反報告)
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