63話【ドリフェスの時間】 ページ32
潮田「この状態…一体何？」
『革命の現在進行形です』
潮田「革命？」
『はい。この夢ノ咲学院の現状は少し椚ヶ丘中学の現状に少し似てるんです』
潮田「え…どういうこと？」
『椚ヶ丘中学は一部の弱者を作ることで落ちたくないという気持ちで成り立っていますよね？』
潮田「う、うん…そうなるかな…」
『ならば夢ノ咲学院はその逆…一部の強者を作ることでそれには敵わないかもしれない…けれど負けたくないという気持ちで成り立っていると言っても過言ではありません。今の夢ノ咲学院はまるで個性のないアイドルという人形の製造工場のよう』
潮田「じゃあ…革命って…」
『そしてこれは…敵わないかもしれない…けど諦めたくない、勝ちたい、工場のような現状を変えたいという気持ちで起こす革命です。私は皆さんに見てほしかったんです、革命の成功例を』
潮田「え…なんで成功ってわかるの？」
『だって私も関わってますし、この革命に』
依斗「おい、それ初耳だ」
『そりゃそうだ。テスト勉強でいなかったし』
潮田「あ、もしかしてあの時のLIMEって…」
『はい、このためです』
零「さぁさぁ皆の衆、存分に宴を満喫しておくれ！今宵は、我ら『UNDEAD』の復活祭じゃ！夜闇こそ我輩達のステージじゃからのう、歌って踊って現世の夢を堪能しようぞ！」
薫「昼夜逆転してんのは、朔間さんだけっしょ〜。まぁ、俺も夜は嫌いじゃないけどさ？」
確かに……ってあれ？羽風さん、こっち向いてウインクした？
まさか…私がここにいるのがわかったのかな……よし少しナンパに注意しよう。←
薫「夜遊びは、不良学生の特権！あはは、活き活きしちゃうね〜♪」
晃牙「はっ！普段からもっとそのやる気を出しやがれよ、クソ先輩ども！」
クソ先輩どもって…ちゃんと先輩って思ってるんだ…
晃牙「おいアドニスっ、ポンコツどもに負けね〜ように俺達も声を張りあげるぞ！お前も、何か喋れ！」
アドニス「喋るべきなら、努力はする。だが身内で張りあっても仕方ない。……俺達の場合は、互いに噛みつき合うぐらいが『丁度良い』かもしれんがな。……振り落とされないように、俺も必死に食い下がろう」
UNDEADはヒートアップしていく。互いに負けないように争い、自分達を高めていく。
そして…その姿に別衣装の1名が顔をしかめる……鬼龍さんだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 161人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「暗殺教室」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
涙姫(プロフ) - ねこみみさん» ありがとうございます！これからも頑張りますので、応援していただけたらありがたいです！ (2018年4月29日 13時) (
レス) id: 1f743f256a (このIDを非表示/違反報告)
ねこみみ - 続きが気になります！面白いです！o(^▽^)o (2018年4月6日 17時) (レス) id: c869ec7dba (このIDを非表示/違反報告)
涙姫(プロフ) - かりぶのおう。さん» こちらこそよろしくお願いします。ちなみにユザネは「ロジック」、ランクは「S3」、アイコンとプレイキャラは「マルコス’５５」です！ (2018年2月8日 13時) (レス) id: 71de6c3e2a (このIDを非表示/違反報告)
涙歌(プロフ) - 悪魔さん» コメントありがとうございます！2winkPなんですね！小説を読んでそう思って頂けたなら恐悦至極でございます。確かに私もライブ行きたいですw (2017年8月25日 12時) (レス) id: 400ba32194 (このIDを非表示/違反報告)
悪魔(プロフ) - 2winkPなので何十分も葵兄弟のセリフを見て今どういう動きをしてるのかシュミレーションしています。やばいやつっすよねすみません。すごくライブに行きたくなります (2017年8月24日 23時) (レス) id: 11d1dc300c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：涙姫 | 作成日時：2017年1月9日 22時
