【※百合】後輩の推しが私を陥落させようとして来る。 ページ19
「A先輩♡私と…いい事しませんか?」
「しませんよ〜…仕事して下さいね。ライム先生」
「あぁん♡そういう冷たい態度なのに、お仕事を手伝って下さる先輩がとっても優しくて大好きです♡」
「はいはい…ありがとう。私もライム先生の事好きですよ」
「はわっ…それはつまり、私とA先輩は両想いって事じゃないかしら?どうしましょう、嬉しくて滾っちゃうわ!」
愛らしい尻尾を揺らして私の尻尾へ絡ませて来るライムちゃんに寄り添いながらも、せっせと仕事を片付けて行く。彼女の魅了はとても強いが私の家系能力は癒しだから、結局のところ洗脳系は全て緩和させて効かないのだ。そのせいか自身の魅力が効かない私の事が相当好き見たいで、良く絡んで来る。
たわわに実ったふくよかな谷間を押し付けて来て色気のある表情で私を口説く、男子生徒はそれを見て鼻血を吹き出す始末だ。健全な少年達には刺激が強過ぎるな…と押し付けられた谷間を両手で押し退けた。因みにそんなつれない態度がまた燃えるらしい、陥落させたい…A先輩大好き♡という気持ちに変換されるようだ。
「今は周りに生徒がいないんで構いませんが…先輩じゃなくて、先生ですからね?」
「はぁい♡ごめんなさい…A先生♡」
ライムちゃんも私から書類へ目を通し仕事を始める、彼女もまた優秀だから真面目に仕事を始めれば私が手伝うまでもないのだが…やる気になるまでは私の傍で寄り添いたい見たいで。まぁ…そんなライムちゃんがとっても可愛いから私も許しちゃうんだけどねっ!
職員室で、気まずい男性教師達を横目で見てからライムちゃんに仕事の書類を受け取る。やれば本当に早いのに…そう最終確認で何枚も重なっている書類へ目を通す。
「ねぇ、A先生?誘惑授業の特別講師で受けて下さいよ」
「部外者の私がいたら生徒さんの邪魔になるでしょう?」
「A先生の男装の麗人…あれ、とても色気があって女子生徒達に大好評何ですけれど」
「あら、それは嬉しいですね…私も男装するのも好きなのでまたやりたいとは思っておりますが」
「男を堕とすテクニックを是非ともA先生で行いたいです♡」
「へぇ…それはつまり、ライム先生が私を?」
書類を読む手を止めて、ライムちゃんを見る。そしてゆっくりと彼女の頬に手を伸ばした。するり…と顎を撫で上げてうっそりと微笑む私はライムちゃんの耳元で囁く。
「100年早いわよ」
「〜〜〜はぁ♡やっぱりA先輩の冷ややかな目、最高っ♡」
やっぱり元担任である推しに甘えてしまう。→←【※百合】男装の麗人で推しを助けたら惚れられた2
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72 - 久しぶりの更新楽しみにしてました!!体調に気をつけて頑張ってください (3月29日 16時) (レス) id: 3801a7866d (このIDを非表示/違反報告)
りんか(プロフ) - とても面白くて読みやすかったです!最近更新されていませんが続きを楽しにみ待っています!! (2023年4月9日 22時) (レス) id: d3fb5e7475 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - すみませんがもう更新はされないのでしょうか? (2023年3月26日 0時) (レス) @page29 id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)
サラン(プロフ) - イポス先生の出番!!いつも更新ありがとうございます!! (2023年2月21日 21時) (レス) @page28 id: 61588fc94f (このIDを非表示/違反報告)
紅 - いくらでも待ちます!!!!!! (2023年2月13日 17時) (レス) @page23 id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蒼空 | 作成日時:2023年2月6日 9時