あの夏が飽和する。 〔センラ〕

和 ページ7

千羅side

それは、いつもの夕方のことだった…

貴『そろそろ休もっか…』
千『せやね。』

足を止め、いつものように野宿の準備をしていると…
警『こんな所で何をしているんだい？』


千『お巡りさん!?』
貴『…』

警『って！君たちは失踪中の!?』

警察に探されていたんか!?
千『A！逃げ 貴『タイムオーバーだよ』え…』
なにいって…

貴『センラくん…私ねっ、分かったの。

人生っ、過ごしてたら幸せなんて、愛なんて、いくらでも見つかるんだよ。』
千『A…』

貴『千羅くんは、きっと将来、沢山の仲間に囲まれて、沢山の幸せと愛を貰うから…』

そこで始めてAがなにをしようとしているのかが分かった。

千『A!!!やめろ!!』

貴『千羅くんっ…好きやで…!!




愛してる。』

Aは泣きながら、今までの中で最高の笑顔をみせ、




首をきった。





千『A!!!!』

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