あの子と言う花SECOND 【実/況/者/小/説】 (ページ47)

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実況者の日常６９ページ47

美咲side

紫「こいつ！キヨ。話って何だ？」

キ「えっと…取り合えずこっち！！」

紫「えちょ…サーちゃんはいいの？」

キ「良いから！あ、美咲が要らないとかそういうことじゃないからな！！」

紫「何か今日のキヨ変じゃね？まあいいけど」

そういうとユーちゃんとキヨは二階に上って行った。

フ「…紫を襲うとかそういう感じじゃないよね…？」

フジ君、そういうの控えない？

『フジ君…來香が居る前でそういうのはちょっと控えて？』

フ「あ、ごめん！」

來「ねえ、紫お姉さんをお父さんが襲うってどういうこと？」

『えっと…來香はまだ知らなくてもいいよ…』

來「え～…私だけ知らないなんてヤダ！教えて！！」

『えちょ…フジ君助けて…』

來香には教えることじゃないっていうか教えちゃいけないし…

ヒ「あーあ、來香ちゃん気になっちゃった」

フ「ラーヒー助けて…」

鬱「自分で解決することだな」

フ「鬱さんまで…來香ちゃん、フジお兄ちゃんを助けて…」

來「いいよ！何すればいいの？」

コ「遂に來香ちゃんに頼った」

フ「來香ちゃん優しいね！じゃあそのことは紫お姉さんには秘密にしといてくれる？」

來「いいよ！私秘密にする！」

『來香いい子だもんね！』

來「…私いい子ではないよ…？」

『そんなことないよ！來香、優しいし、今みたいに皆の言うこと聞いてくれるし』

來「…そっか…！私、いい子なのかな」

ト「來香ちゃんはいい子だよ」

トントンさんは來香の頭を撫でてくれた。

來香、何か隠してる？

何となく感じただけだけどそう感じた。

でも、今の親子関係が崩れてしまうのが怖かった。

今は聞かなくてもいいよね。

そう感じてしまった。

ちゃんと聞けばいいのにね。

『私、何やってるんだろ』

シ「？美咲さん、どうしましたか？」

『…私、何で生きてるの？私なんてさっさと死ねばいいのに…！！』

來「お母…さん？」

フ「！！…來香ちゃん、お兄ちゃんと遊ぼうか！」

來「？…いいよ？でもお母さんが…」

『ああああああああ！！！！！』

フ「お母さんは大丈夫だから、お兄ちゃんと遊んでくれる？」

來「うん！じゃあおままごとする！」

『死にたい死にたい死にたい死にたい』

私はその場にしゃがみ込み、発狂したり、死にたいと連呼したりした。

生きてる価値がないのに何で此処に居るの？

ほら、皆私を見て戸惑ってる。

私のせいで。

キ「美咲大丈夫、大丈夫」

『キ、キヨ…？』

キヨは私を抱きしめてくれた。