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私の頷きに満足そうに横になって、ベッドの隣にいる私を見ている裕太は、顔色はいつもと違うけどうっすら笑みを浮かべていた。
A「早く良くなるといいね」
玉森「1人だと辛いけど、Aがいるから今はわりと調子いい」
A「そう？でもなんかわかるかも。誰かといた方が寂しくないし安心するよね」
私が風邪引いたときも裕太がいてくれると安心する。
病は気からって言うけど、気持ちが和らぐと病も落ち着くからすごいと思う。
玉森「A〜」
A「ん？」
裕太の姿を眺めてたら突然名前を呼ばれた。
玉森「好きだよ」
A「へ？いきなり」
そしてまた突然の言葉にびっくりする。
もちろん嬉しいけど。
玉森「2年記念の日はちゃんと祝おうね」
A「覚えてくれてたんだ」
玉森「覚えてるよ」
寄りを戻してからもう2年。
忙しくて最近は会えない時間も続いたけど、こうやって覚えてくれていることに幸せを感じた。
A「ありがとう。早く治して一緒に祝おう？」
玉森「うん。Aからここにチューもらえたら治る」
いつもなら唇を要求するけど、今日は風邪引いてるからか遠慮して頬を突いて要求してきた。
私から裕太の唇にキスしたのは人生で2回だけ。
撮影のときと、私が事故から復帰したとき。
あのときはそういう状況だったから出来たけど、やっぱり今は恥ずかしいわけで。
結局頬にキスをして裕太から離れた。
A「私も好きだよ」
さっきの言葉の返事をしてなかったからそれを添えて。
裕太は嬉しそうに笑ってくれていた。
早く治りますように。
...そしてたくさんイチャイチャ出来ますように。
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ーリクエストー
熱が出て玉森くんを看病する話
ツイッターからいただきました。
ありがとうございました(^^)
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作者名：ひーりん。
| 作成日時：2018年8月14日 16時
