そんな気分だもん。 ページ24
A「あのー勝己サン………？」
爆豪「んだよ」
A「足触るのやめてもらっていいですか」
勝己の腕をとって、私の足から勝己の方に戻す
爆豪「そいつは無理な話だ」
……また戻ってきた。
もういいや。めんどくさい。
そのままスマホをいじる。
勝己からのお誘いを断ってから
勝己は拗ねてしまい、私の膝に頭をのせて
大きくてゴツゴツしたその手で私の足を撫でている
明日訓練あるし、
今日はそんな気分じゃないんだよ。
ごめんね。とささやいて頭を撫でると
勝己は唇を尖らせた。
相変わらず手は止まらないみたいだ。
できない理由はわかったけどイマイチ納得のいかない勝己の精一杯の抵抗なんだと思う。
残念ながら足を触ってもそんな気分にならないんだよ。
………と、そんな思いが伝わってしまったのかどうかはわからないが
勝己は撫でる手を止め、身体を起こした。
爆豪「ん。」
A「はい？」
顔をずいっと出して目を閉じる
爆豪「だから、……キス」
A「いや、わかってるけど。」
いやいやいや顔赤らめられても………。
キスしても私の意思は変わらないよ！？
爆豪「チッ……」
どんだけなのよ。
今日じゃなくても大丈夫だろうよ。
私は勝己の唇を指で挟んでアヒルみたいにした
爆豪「んんん！！んー！！」
A「観念しなさい。また今度ね」
さらに拗ねた爆豪をどうにかベッドに寝かせてて布団をかける
A「じゃーおやすみなさー……うおっ」
電気を消して部屋を出ようとしたら、勝己に腕を引かれた。
とっさにベッドに手をついて勝己の方に倒れこむのは防いだけど、
目の前には勝己の拗ねた顔。
まるでキスしろと言わんばかり。
私は少し眉毛を下げて、勝己の頬にキスを落とした
A「満足？」
爆豪「……ん。」
床の方に寝返りを打ってしまい
顔は見えなかったけど多分満足そうな顔をしているのだろう。
手のかかる子どもみたいだ、勝己は。
時計を見るともうみんな寝てる時間
結んでいた髪をほどいて勝己の部屋を出る。
A「おやすみ」
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少女 A.(プロフ) - 「可愛いの一言」でソース顔とありますが、しょうゆ顔では？ (2019年10月21日 3時) (
レス) id: 2bf9d410f2 (このIDを非表示/違反報告)
よにきい(プロフ) - リンさん» ありがとうございます。なかなかhit数伸びないので凹んでいたのですごく嬉しいです。拙い文ですがぜひこれからもご愛顧ください。 (2019年7月30日 11時) (レス) id: 8454eeb3a4 (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - やばい好きです…!!!!!こうゆう、無意味にイチャイチャするの読みたかったんです!!!!!!!何か元気出ました笑!!!!!これからも楽しみにしてます!!!!頑張ってください!!!!!!!!!!!!!!! (2019年7月30日 8時) (レス) id: a7e144bb37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よにきい | 作成日時：2019年6月29日 11時
