ユンギ×年下彼女＝（？）

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帰る途中の公園に
古びたバスケットゴールがあった
マネージャー先輩から聞いたけど
ユンギさんバスケが上手いらしい




『ユンギさんバスケして下さい』



YG｢は?なんだよ急に｣




『あそこ､バスケットゴールあります』



YG｢やだ｣




公園の前で止まった私を置いて
どんどん進んでいく
ケチめ
まあボールないから無理か
残念

諦めて追いかけると
何故か足を止めたユンギさん




『どうしたんですか?』



YG｢お前のメロンパン､ボール代わりにしていいならやってもいい｣




何を言い出すんだこの人は
私のご飯をボール代わりだと?




『ユンギさんおにぎり買ってたじゃないですか。それでやって下さいよ』



YG｢バカ野郎､あのおにぎり期間限定｣




『いやいや関係ないですよ』



YG｢ぐちゃぐちゃになったら食べる気失せるだろ｣



そう言いながらも
私の手を引いて公園まで戻り始めた
なんだかんだ言って優しいな
そうかと思えばムカつくことしてきたり
よく分からん




YG｢お､ボールあるじゃん｣




ちょっと笑顔になって
器用にボールを操る
あっという間にゴールを決めてしまった

ぴょんっと跳ねてするりと腕を伸ばし
2度目のゴール
とびきりの笑顔を向けてくるから
無意識で拍手していた




YG｢お前もやってみろよ｣





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