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考えた。

考えすぎた。


だからおかしくなった。


馬鹿でいるべきだった。

理解しなければ良かった。


まあそんな後悔をした所で遅い。

だから私は諦めた。


どんな事があろうと

もう、結果は変わらない。


だから、もういい。

今は虚と松陽と


笑っていれれば、それでいい。


新「神楽ちゃーん!

Aさーん!お使い行ってきてくださーい」


極力1人になるなと言われたからな、、、

それに神楽は妹のようで

居心地がいい。


神「!!

酢昆布代入ってるアルか!?」


A「知らん」


まるで家鴨の子供のように付いてくる。

ああ、こんな日々が続いたら、、、なんて


思ってしまう。


神「、、、!!」


街中に轟音が響く。

何か爆発でもしたかのような、、、


銀「、、、!

お前ら無事か!?」


家を出たところだった為銀時が直ぐに顔を出した。


目を向けるとこの街の大きな建物にも負けない位の

船のような、、、


虚「、、、来ましたか」


、、、、ああ、思い出した。

あれは私達が居た奈落、


いや、天導衆だったか。


それが落ちた場所は少し燃え上がっていて

その炎の中に人影を見つけた。


A「、、、!!

あれは、」


松「A!

危ないですよ!」


そんな声が背後から聞こえるが無心で走った。


炎の中に飛び込み

それの中に乗り込む。


A「、、っ、けふ、」


何とか借り物の服は燃えずにすんだが

少々煤を被ってしまった。


錫杖を持った僧が目前に立ち尽くし

それに恐怖を覚えた。


虚の血が混ざっている。

それに、、、


A「、、、??」


その僧は微動だに動かず

敵意さえない。


松「A、、、

一人で突っ走らないでくださいよ」


虚「、、、煙たいですね」


銀「何ここ、サンマでも焼いてんの?」


神「だとしたらそのサンマは神楽のネ!」


新「神楽ちゃん、、、

なんで僕まで連れてきたの?」


まさかの全員付いてきてきた。


A「、、、なんで付いてきたんだ


今からでも遅くない、帰れ」


銀「帰れって言われたってねェ、、、」


そう言って頭を掻きむしる銀時の背後から

先程まで微動だにしていなかった僧が錫杖を振り上げる。



、、、、、、っ、

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作者名:ありやけさん | 作成日時:2021年1月20日 23時

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