7年間の記憶 ページ43
『、ど、どういうこと⁉私はおじいちゃんの子じゃないってこと？』
ク「うん、そう…だよ」
タ「ねぇ、A。
君は7歳までの記憶がないよね」
『う、うん。
名前も誕生日も年齢も、すべておじいちゃんに教えてもらったよ。
それがなに？』
タ「君を助けたのは確かにガープだ。
そして育ての親も
だけど、君を産んだ親は別にいる、
もうこの世界にはいないけど、」
『え、、』
ク「あのね、A、
今からその記憶を僕たちが戻す、それでわかるはずだよ」
『ま、待ってよ⁉
じゃあ、本当に
おじいちゃ、
ガープさんとは
血がつながっていない赤の他人、なの？』
タ「…うん、そうだよ、、
つらいだろうけど、思い出させるね」
『…
うん。わかった、
私も真実が知りたい、、』
ガープさんは、なんで私が記憶喪失か、
教えてくれなかった、
今まではどうでもよかったから深堀しなかったけど、
今は気になる
タ「じゃあ、いくよ」
「ママー！」
「あら、Aどうしたの？」
これが私と私のお母さん？
「あのね、パパがね、遊びに来てもいいって言ってくれたの！」
「あら、じゃあお弁当作っていきましょうか」
「うん！やったー！」
「アリア、A元気そうじゃな」
「あ、ガープさん！」
「ガープおじさま〜‼」
「おぉー、A大きくなったなぁ」
「うん！もう6歳だよ‼」
「そうかそうか〜、お姉さんじゃな〜、」
「うん‼」
「Aは将来何になりたいんじゃ？」
「ピアニスト‼音楽でみんなを笑顔にさせるんだ！」
「そうか、素敵じゃな。
いい子に育つだろうな、アリア、リアク」
「えぇ、将来が楽しみです」
「ガープさんもまたぜひいらしてね」
「あぁ、そうするわい‼じゃあな‼」
「バイバイガープおじさま‼また来てね‼」
お父さんと、それに
ガープさんも？
親しかったのかな、、
「パ、パ？ママ？
どこにいるの？」
火？
火事かしら
「来るな‼A‼逃げろ‼」
「逃げて‼A！海賊よ！」
「パパ！？ママ！？
ウ、うわぁぁぁんうわぁぁぁぁぁぁぁん」
「こっちで子供の叫び声が聞こえたぞ‼」
「あぁ！？殺せ‼」
「うわぁぁぁぁぁぁぁんガープおじざま‼」
「Aか！？
おい‼A聞こえるか！？」
「ガープ中将、多分気絶してるんじゃ、、」
「くそっ、すぐに船に乗せて手当てをしろ！」
「はっ‼」
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作者名：ココア | 作成日時：2022年9月18日 16時
