奢ってね？ ページ5
うーん、参った
迷子かぁ？
「お姉さん、どうしたの？こんな所で」
『え？あぁ、いや、道に迷っちゃって』
「旅人？」
『えぇ、あなたはこの島の？』
「うん、迷ったなら案内してあげるよ」
『ほんと？助かる。あなたの名前は？』
「アッシュ。君は？」
『アナよ、よろしくねアッシュ』
ア「どこに行きたいの？」
『服屋。いいところある？』
ア「うん、俺のオススメの場所あるよ」
『アッシュってさかっこいいよね、彼女いるの？』
マ「え、そう？彼女はいないよ」
『意外。こんな優しいのに』
ア「ありがと、」
うーん、奢ってくれなそうだな、ま、服ぐらい自分で払うか
『可愛い！連れてきてくれてありがとね、アッシュ。』
ア「ううん、喜んでくれてよかった。
あのさ、良かったらお茶しない？」
奢ってくれるかしら
まぁ、誘うってことはそういうことよね
『いいよ、』
『このお店のスイーツすごいおいしい。』
ア「ほんと？おれ、ここで働いているんだ。だからそういってもらえてうれしい」
『アッシュはここの料理担当してるの？』
ア「うーん、スイーツだね。たまに料理もするけど、
あ、お金払ってくる。」
『いいの？ありがとう』
やった
『ねぇ、私アッシュの料理食べてみたい』
ア「え、でもおいしいかどうかわかんないよ」
『あの店で出すぐらいなんでしょ、おいしいに決まってるじゃん
ね、ダメ？』
ア「うーん、いいよ
俺の家行こっか」
楽しみ♪
ア「ここ、入って。一人暮らしだし、遠慮しないでね」
『お邪魔します。へぇー、一人暮らしって立派だね、
何歳なの、アッシュって』
ア「27」
マジ!？
『!？うそ、見えない』
ア「ありがと、Aは？」
『19』
ア「8歳も違うんだ、てか、大人っぽいね」
『ありがとー、』
ア「お待たせ、できたよ。」
『わぁ、パスタ？美味しそう』
ア「召し上がれ」
んー、おいし〜
『ごちそうさま!!すごいおいしかった、ありがと』
ア「喜んでもらえてよかった。
Aさ、宿、取ってる？」
『あ、忘れた!!』
最悪どうしよう
ア「ねぇ良かったら泊まる？」
『いいの？迷惑じゃない？』
ア「大丈夫。むしろここにいる間泊まっといてもいいよ？」
『2週間ほどいるけど、いいの？』
ア「うん、(むしろうれしい)」
『ありがと、
あ、お金払ったほうがいい？』
ア「ううん、俺が好きで泊めてるんだから大丈夫」
好意もたれたか？その場合、少し、な…
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作者名：ココア | 作成日時：2022年9月18日 16時
