目立ちたくない少女はある秘密を抱えているそうで

・狼31匹 ページ32

んー、朝か…

美穂「A!!起きて!!7時やで!!朝ごはん食べよ!!」

『ぅんん、むりぃねむい…』

美穂「おーい!!起きて!!バレー見に行くんやろ!!」

ねむいよぉ


『ふあぁぁ、おはよ…』

美穂「おはよ!!1階降りるで!!」

ただただねむい












美穂「準備できた？」

『ん、いけた』

まだ眠気が襲ってくる...











美穂「着いたー!!さぁ入ろう入ろう!!」
『んー、』
美穂「A起きてる??」

『なんとか』

朝は弱いんだよ

なんで、昨日行けたんだろ










『どこから見る？』

美穂「今日は〜あ、昨日の梟谷が第1試合だ!!Bコート行こっ!!」

『わかった』






やっぱ、あの木兎さんって人のプレーがすごく面白い


!!セッター怪我？今顔しかめた気がする...
すごい音したし...


やっぱり、怪我か
交代してる


あの人1年生っぽいな
雰囲気が



やっぱ、1年でベンチ入りするぐらいだから、上手いなぁ

流れるセットっていうか淡々としている

えーと、あ、あった


赤葦くんって言うんだ、




稲荷崎とは決勝か...

どっちも頑張って欲しいな




あ、梟谷勝った

『勝ったねー』


美穂「うん!!てか、あの1年セッターやばかった!!」

『すごい淡々とこなす感じがね、』

美穂「そうそう！
あ、Cコートで始まってるやん!!井闥山!!」

『え、あほんとだ。今ちょうど、始まったか』


今回もストレート勝ちかな...




美穂「はぁ...佐久早くんかっこいいわぁ」

もしかして、美穂って





佐久早くんのリアコ!?


恋してんの!?





『ねぇ、美穂って佐久早くんに恋してる？』




美穂「う、うん
初めは推しだったけど、恋しちゃった…」


『マジか』

美穂「でも、佐久早くん潔癖症だし、差し入れとか無理だから、認知されるのも難しいの…

同じ学校だったらなぁ…」


なんか、チャンスがあればいいんだけどなぁ


『差し入れも無理なのはキツイねぇ』

美穂「バレーのマネージャーしよっかなぁ…

でもなぁその時複雑やしなぁ」

『好きな人が別のチームにいるのは複雑すぎ』






井闥山勝ったな、


『稲荷崎見る？先にご飯食べる？』


美穂「あと、10分ぐらいで始まりそうやなぁ


よし！後でにしよ」



『おけ〜』




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