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友達探し6日目 ページ7





『……この公園でその事件が起きた、ということですか』

「ん。こんだけ警察がいるってことは間違い無いと思うよ」

『よしっ、それじゃあ警察さんに色々聞いてきます!!』

「あ、ちょ、待っ……」

乱歩の制止も虚しく、Aは警察の一人に声をかけた。……動物を愛する彼女にとって、この事件の犯人が許せないんだろう。

『警察さん!えっと、お忙しいところを失礼します。今回の事件について知ってることとかがあれば教えてください!』

「……おや、お嬢ちゃん。どうしてお嬢ちゃんみたいな女の子が此処にいるんだい?さては……ネットでこの事件について見て此処に来たのかな?」

『誰がお嬢ちゃんですかっ!違いますっ!いいから早く!』

どんな小さいことでもいいんです、とAは続けた。


「……分かった、今回だけだよ。……今回の事件は、ネット上で《オオカミ男事件》と名付けられている。その理由が……これだ」


ーー警察が出したのは写真だった。二枚の写真には、それぞれ野犬が三匹、野良猫が一匹写っている。


『……なんか、牙で噛まれたような痕がありますね……?』

「そう。それで、これはオオカミ男の仕業だとざわつく奴が出始めた」


ーー因みに、乱歩はバリボリと黙ってお菓子を食べている。「折角だし今回は彼女に任せてみよう」と思ったのが理由らしい。なんだかんだで彼女の力を試している感じもするが。


「……何より決定的だったのは怪我を負った人間の証言だ。今は入院しているが、奴は確かにこう言っていた……と警部が言っていた」




《体中が毛むくじゃらで、確かに俺はあの牙で腕を噛まれた。……あれは絶対にオオカミ男だったと思うよ》




「……青ざめた顔で、震えた声でな。流石に嘘をついているとは思えなかった警部は、これは異能力者のおこした事件なんじゃないかと疑っているらしい」

『ほー!貴方はどう考えているんでしょうか』

「……正直サッパリだ。オオカミ男の仕業としか考えられない」

『……?その被害者が狂言を……という可能性は?』

「ないことも無い。…………が、決定的……とまでは言えないが、本当にそうかもしれないと疑える要素がもう一つある」

『もう一つ……ですか』


_______________________


説明文みたいなのたらたら書いちゃってごめんなさい!!
私推理モノ書けないんです!!(ならなんで書いた)

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みず(プロフ) - 即直してきました。完璧です(ドヤ顔) (2018年9月22日 22時) (レス) id: 40c42479fe (このIDを非表示/違反報告)
みず(プロフ) - ゆあさん» ふひゃああああああぁああああ!!!!やっちまったぜスライディング土下座ーーーー!!!!(ズザアアアアアアアアアア) (2018年9月22日 22時) (レス) id: 40c42479fe (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ(プロフ) - いやみずちゃーん!かなり前にも言ったが“弁別”よ!!不覚にも吹いたその二よ!!!← (2018年9月22日 22時) (レス) id: be7752c821 (このIDを非表示/違反報告)
みず(プロフ) - ゆあさん» 与謝野先生の解体ショー(?)、新美ちゃんは未だ受けてないらしいです。 (2018年8月29日 15時) (レス) id: 40c42479fe (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ(プロフ) - 大丈夫だ桜庭ちゃん。皆、これを経験して大人になるんだよ(`・ω・)bグッ! (2018年8月29日 13時) (レス) id: 2d3bbb4ab3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みず | 作者ホームページ:http://twpf.jp/uranai_mizu  
作成日時:2018年4月3日 19時

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