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旭さんにコツを教えてもらいに隣の体育館へ行く
『旭さーん。ちょいといいですか？』
東峰「おーA。どうしたー？」
『スパイクのコツを教えて貰いたくて。上半身の使い方というか･･･』
東峰「急だな。バレーするの？」
『スガさんらの自主練に付き合えるようになりたくて』
東峰「Aは優しいなあ。えっとね。イメージは弓だ」
『弓･･･後ろに思いっきり引いて放つ的な？』
東峰「そうそう。右利き？」
『はい。けど左も使えることは使えます』
東峰「右で行こう。助走、踏み切りが終わって跳ぶ時に両手は前に来るだろ？そこから左手を前に突き出す。ピーンって伸ばして右手を引くんだ。その時、下半身は前向き、上半身は左側がネット寄りの、上から見たらネットと垂直になるような感じかな。語彙力ないけど･･･」
『充分わかりました。ありがとうございます』
東峰「どういたしまして。頑張ってね〜」
『おっけーです』
そう声を張りつつガラッと勢いよく扉を開けた。
澤村「A･･･一言残すだけじゃダメだぞ？」
『？』
菅原「一言言って、ちゃんと許可を貰ってから行きなさい！」
『はい』
成田「まあまあ。アドバイス貰えた？」
『貰えましたー。今なら旭さん並のスパイク打てますよ』
田中「お？レギュラー奪う気か？」
菅原「んじゃ早速やんべ〜」
『はーい』
圧倒的課題、ジャンプ力
女子にとっての高いも男子にとっては低いんよなぁ
『身長が同じなだけで代わりが務まる筈も無く』
田中「Aは絶望を覚えるのであった」
『はぁー･･･』
澤村「でもちゃんと打ててたしなんなら俺と同じくらい飛んでたと思うぞ？」
菅原「いやAの方が高かった」
澤村「まじか」
成田「Aもうプレイヤーで通用するよ」
『･･･そうならこれからも皆さんの練習付き合えますね』
田中「何もうこの子突然のデレ発揮して俺が無事でいられるとでも？？」
菅原「ヤバいあまりのAの可愛さに田中が大人しい」
澤村「今日はもう切り上げるか。ありがとなA」
『いえ』
田中「お疲れ！」
菅原「おやすみ！」
成田「おやすみ〜」
澤村「腹出して寝ないように！」
『はい。おやすみなさい』
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あんころもち(プロフ) - すみた先生さん» レス遅れました！その言葉だけでご飯何杯も食べれます！更新しろって話ですよね()まあ今めっちゃ嬉しいので更新頻度上げてきます！ (2020年7月15日 5時) (
レス) id: 9d1c0afaec (このIDを非表示/違反報告)
すみた先生(プロフ) - え、今日大将くんの誕生日なんですか！？急いで祝います！！あ、更新頑張ってください！！大好きです！ (2020年7月1日 18時) (レス) id: 3d497f3b24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんころもち | 作成日時：2020年6月27日 21時
