1.ゆるゆるな毎日 ページ1
「いらっしゃいませー」
私は今駅ビルの服屋で働いている。
この仕事に就いて2年ぐらいが経った。ちなみにアパレル店員に憧れていたわけではなく、なんとなく始めた仕事だ。
正直辞めたい時もあるけど、リピーターができたり、お客さんがたくさん商品を買ってくれたりすると『やっててよかったー！』ってなるから結局続けている。
今日の私は早番。午前中は比較的お客さんが少ない。なので段ボールで届いた新作の商品を取り出す作業をする事にした。これがまた大変なのだ。
新しい服たちを取り出しているとスーツを着た男性が店内に入ってきた。その男性はディベロッパーの洲崎さんだった。
「お仕事中失礼します」
「あ、おはようございます」
洲崎さんは甘い顔したイケメンだ。いつも目の保養にさせてもらってる。
「今ちょっといいですか？」
「大丈夫ですよ」
話を聞くと、今度駅ビルの入口に色んな店舗の服を飾ることになったらしい。そして飾る服を厳選して管理会社に提出して欲しいとのことだった。
こういう話は本来店長がするが、今の時間帯は不在なので私が代わりに話を受けた。
「この時間帯はAさん1人なんですか？」
「そうなんです。午前中は1人で回すんですよー」
洲崎さんはいつも他愛ない会話をしてくれる。この時間だけはお客さん来ないでほしいと本気で思ってる。
「じゃ、お仕事頑張ってください」
洲崎さんはぺこりとお辞儀をして店内を後にした。
あー今日もカッコよかった。
やっぱ推し作ると仕事の楽しさが広がる。私はテンションを上げながら新作を店頭に並べた。
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あんこ(プロフ) - あずさん» あずさん！コメントありがとうございます！（ ; ; ）感想とても嬉しいです✨私もあずさんの見抜いて、心ドキドキしながら何回も読んでます✨更新頑張ります！😳 (2月10日 1時) (
レス) id: 262806c1af (このIDを非表示/違反報告)
あず(プロフ) - 夜分遅くに失礼します…！めくるめく日々の更新、楽しみに待ってました。石井さんの登場に心踊ってます。あんこ様のお話の構成、自然な会話が大好きです。どんな結末を迎えるのか一読者としてワクワクしつつ、また最初から読み返そうと思います。更新頑張ってください！ (2月10日 1時) (レス) @page36 id: de1b10e721 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんこ | 作成日時：2023年6月9日 1時
