【合作】 アリアー始まりの物語ー

☆ピアノが弾きたい．．． ページ21

小夜side


葵に半ば強引に連れてこられて先には、蓮くんがいた。



「なんで、葵……？」




「小夜ちゃん！ここで変わらなきゃ！逃げてちゃだめだよ！」





「葵＿」





「すまなかった…さっきは」




驚くことになんと、蓮くんが謝って来たんだ。



「なんで、蓮くんが謝るの？」




謝るべきは私なのに……っ。




「私こそゴメン！蓮くんから逃げるようなことして」






「いや、俺もお前の過去を知らなくて…」




「ありがとう！蓮くん！葵！私変わるよ！過去から逃げない！」



「小夜ちゃん！＿」




葵が顔を真っ赤にして、しゃがみこんだ。




「なんで泣くの！？」



しろどもになっちゃう。




「はは！お前ら仲いいな…」



ニカッと笑う蓮くん。



とても晴れ晴れしたきれいな笑顔。




「私ピアノやりたい！だから、お父様に話すよ！」




許していただけなくても、自分を変えたい！



「がんばれ！宇都宮 小夜＿」






私まで、泣いちゃうじゃん。



でも、ありがとう！蓮くん＿





お父様。必ず認めさせる！

★お願い→←★頼みの綱

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