【HQ】自称Sランクの魔法使いがCランクにいる件について

劣等生９ ページ11

『えー、そんなにおどろくー？』



少しぶりっ子を入れて答えると全員が首を全力で横に振った。

えっ、何そんなにぶりっ子きもかった？



岩「いや…なんと言うか…」

及「逆に尊敬するわー」

黒「お前すげーな」

研「あきれたとしか言いようがない…」

真「いつも通りだね」

『それはディスられてるのかな？』



よってたかってひでーな。まぁ、確かにこの学校にＣランクの術者なんかほぼいないからな。
私だって本気出せば多分Ａランク以上あるし？わんチャンＳランクあるかもだし？




『私だって好きでCランクに居続けてるわけじゃないし？…魔法が使えないんだもん……』




ここでAチャンの演技力発動。
少し顔に影を落として言う。そうすると





及「いや別に責めてるわけじゃないよ！？残念だなーって思っただけだから！」

黒「それフォローになってなくね？」

真「ほんとそうですね。逆に傷口えぐってますよ？私に殺されたいんですか？」

及「えっ、何でそうなるの！？」

研「真留、一応Aの従者じゃん」

真「そうですよ？(黒笑)」






真留が殺気を出しながらそう言うと及川先輩はごくりっと喉を鳴らした。見てて面白いなこの人。





『真留、別にいいよ。慣れたし』

真「そうだね」

及「死ぬかと思った…」

岩「真留って見た目に反して怖いからな」





そうしているうちに学校に着いていた。





『それじゃあ皆さん、ごきげんよう』


そう言い別れようととした時に嫌いな声が私に掛かった。








？「朝から元気やなぁ、劣等生さんよ？」

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