弱虫ペダル〜全力疾走〜1st stage

6話 結果 ページ7

晃「結果を発表しよう。」

「私かな？」

「えー？私でしょー！」

「ドキドキするね！」

晃「合格者は一名。」

う、わ、、、緊張する。

だれ、、、？

晃「日野A。以上だ。」

A「え、、、？」

やっ、、、た。

A「やった！」

晃「お前、サイクル日野の娘だな？」

A「あ、はい！」

晃「日野さんのところにはいつもお世話になってるからな。お前の腕前も知ってる。俺たちに力を貸してくれ。」

A「っ、、、はい！」

晃「後は全員帰ってもらう。」

、、、あの、帰ってく女子の恨めしい目が怖いです。

そして、全員帰ったら改めて全員と自己紹介した。

な、名前頑張って覚えなきゃ、、、。

晃「さて、日野。マネの仕事は山程あるが、大丈夫か？」

A「聞かないでくださいよ。できないなんて、ないじゃないですか。家で鍛えられてますから、サポートは任せてください！」

そして、私は不敵に笑ってみせた。

晃「よく言った！マネの仕事は、ボトル・タオルの準備、部活動日誌の記入、タオル・ユニフォームなどの洗濯、ボトルの洗浄、タイムなどの記録などだ。そして、お前にはそれに加えて自転車の整備、そして練習メニューの考案もやってもらいたい。」

部員達「！！？」

その言葉には私も驚いたし、部員達もざわつきはじめた。

「しゅ、主将。そいつに練習メニューを任せるんですか？」

晃「不満か？」

「、、、はい。」

あの人、２年生？

それにしては、、、。

晃「、、、日野。正直に答えろ。あいつはどこを鍛えればいい？」

A「え、、、と、、、。」

晃「構わない。言ってしまえ。」

、、、ま、いっか。

A「そうですね。まず、基礎となる身体のバランスが悪いです。筋トレを中心に一からやり直すことをお勧めします。」

「なっ、、、んだと！？一年のくせに、、、！！」

晃「今のはサボリ上手なお前が散々筋トレをサボった結果だ！！」

主将の迫力に全員が押し黙った。

すごい、、、。

晃「このように、日野は見るだけで人の筋肉の付き具合などがわかる。今まで以上に厳しい練習になるだろう。覚悟しておけ。」

その言葉で全員の空気が変わった。

全員「はい！！」

これは、忙しくなりそうだ。

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