【呪術廻戦】続、三億の兄様【男主】

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「キミ、嫌われていたのか？」


「ツンデレなだけですよ、優しい兄様はホットケーキを全て食べてくれています！」


「なら、ホットケーキを食べれば何か戻るんじゃないのか？」


それだ！！

と思った瞬間、次は寮の部屋へと瞬間移動した


「キミは便利だな、そしてそろそろ降ろしてくれ」


「はーい」


兄様を降ろし、待っていて下さいと、俺はキッチンへ向かった

兄様に送った事のあるホットケーキの作り方は何通りしたのか忘れた


でも、全て食べてくれる兄様ならどれを作っても記憶を戻してくれますよね！

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「兄様ーっ！ホットケーキ出来ました！」



部屋に戻ると、ベッドに座っていたので俺も隣に座った


俺は食べてみて下さいと、フォークを渡す

兄様は一口サイズに切り、口へ運んだ


口小さくて可愛いな、、



「_____、、違う」


「兄様の本当の両親の味と？」


「知っていたんだな、いや、じゃないと昨日の本の時点で説明が必要だったのか、、」


「両親の味ってどんなのでした？」


「実は僕も曖昧なんだ、正しくは母が作ってくれたホットケーキで甘かった記憶がある」



ホットケーキは全部甘いと思います

と、心の中で呟くと兄様が眉をひそめた


これじゃあ、母親そっくりのホットケーキを作れる日は来なさそうだ


俺は母の味へは諦め、またキッチンへ向かった

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