【呪術廻戦】続、三億の兄様【男主】

おわり ページ26

「僕たち兄弟なんだよねー！血の繋がりはないけど」


「悟、もう離してくれ」


一通り、東京校の新入生へ紹介しても尚、悟は僕を離さない

そんな悟の様子に僕はため息を吐いた


すると東京校の二年生組が口々に悟へ言う


「Aから離れろバカ！！」


「おかかぁ！！」


「やーい、変態教師ーっ」


「やだね、久しぶりの兄さんを堪能してやるんだもんねぇ！！」


みんなはその発言に引くと共に、僕に哀れみの目を向ける

やめてくれ、そんな目で見るな


「あっ、そういえば僕、海外に行ってましてねぇ！はいお土産！」


「急に語り始めたぞ」


それぞれにお土産を渡し終えると、悟は僕を持ち上げた

流石に抵抗しようと攻撃するが、無下限を発動させて出来ない


「そこの箱は東京のみんなにだから、僕は兄さんと先に行ってるね！」


「ちょっ、A！抵抗しなさいよ！」


「無下限使われたら、僕はお手上げ」


「あとは歌姫よろしくねー！」


そう言うと悟は僕を持ったまま走り出した



「キミは何年経とうが変わらないな」


「お互い様だよA兄さん、そろそろ僕と付き合って！」


「....考えておく」


「やったぁ！！！大好き！！！」



悟はえへへ、と嬉しそうに口角を上げて喜んでいる



そして僕も、自然と笑顔になっていた

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