【呪術廻戦】三億の兄様【男主】

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Aside

「(本当に変わりなかったな)」



一年離れていたら、もしかしたらと思ったがそんなわけ無かった

電話の先で泣きそうになって僕を求める彼は何も変わっていなかった


________多分、近いうちにこちらに来る


周りが離れたくなるような、自分になる為に色々やったんだ

僕は髪色やネックレス等を、今すぐ戻したい


だから、弟が早めに来てほしいところだ



「キミ、弟を見かけたら教えてくれ」


「承知しました」


「多分、明日ぐらいには来るだろう」


_______
_____________



「...。」



反転術式と術式反転の応用は、まだ上手く使える方法がある

もっと特訓しないと、


空を見ると、夕日が空全体の色を染めていた

そろそろ寮に戻る時間だ


「A様！！」


「？」


従者の彼が、僕の方に走ってくる

なにか家の事でトラブルだろうか


「どうしたんだ」


「さっ、悟様が、来ました」


「...御苦労」



予想外の速さだったが、僕は特に何も思わず弟がいた所へ向かった

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