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まさかここでも食害されるとか思わなかったよ…
いつぞやと同じアーンによる食害だったから周りから見ればイチャラブにしか見えないせいで白けた目を向けられるという二重苦…これは辛い。
「ンッフフ
ホントにAは食わせ甲斐あるなぁ」
「やめてほしい(切実)」
「なんで？必死になっとるAかわいいんのに？」
「かわっ…！？
そ、そんな事言っても言いくるめられないんだからね！次やったらトントンとひとらんにチクる！」
「ヒヒッごめんて。」
「誠意が見られない！」
おこ！大分おこだぞ私！！
「ん〜…じゃあさっきの雑貨屋もう1回行こか？Aが欲しいもん奢ったるからそれで許してくれる？」
「へ？いや、なんだかんだお昼ご飯も奢ってもらったしいいよ…」
そこまで求めてた訳じゃないし忍びない…
そう思って彼の方を見ると、今日公園で会った時のような顔をしてこちらを見つめていた。
「じゃあどうしたら許してくれるん？」
「うぇ、いや、別に、雑貨屋さん行くの付き合ってくれるだけでいいよ…」
食害をしてきた時のような声とは違う、落ち着いた優しげな声を掛けられ、なんだかドギマギしてしまう。
「じゃあ手繋いで行かへん？
左手やとシャオロンに何言われるかわからんから右手出して。」
言われるがままに手を出すとそのままゾムの手と繋がれる。
恋人繋ぎではなかったがその分より手が触れ合う形になり、皮膚が少し厚めだったり関節が骨ばっている事がよく伝わってきてゾムが男性であることを嫌という程意識させられる。
おおお落ち着け！？さっきの食害の惨状を思い出せ！？そう！こいつはそういう男さ！！
必死に落ち着きを取り戻そうとしていると少し腕をひかれる。
「人とぶつかりそうになっとったで？ちゃんと前見とき？」
彼のキラキラとした目と目が合う。
きゅうっと心臓を掴まれるような感覚に襲われる。
まさか、これが恋？
いやいやいやナイナイナイww
今まで二次元一筋だった私だよ？無いわーwww
多分ちょっと雰囲気に流されただけだわ。うん。
「あはは、ごめん。ちゃんと前見るね。」
そう言うと彼は少し首を傾げた。
いやどこに疑問に思う要素あったよ。とか思わないでもなかったが、あまり問いただすと墓穴を掘りそうだったので黙っておくことにした。
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ウラシル@ひぃ(プロフ) - なづきさん» コメントありがとうございます。楽しんでいただけたのなら幸いです。 (2019年11月27日 16時) (
レス) id: a76b54135a (このIDを非表示/違反報告)
ウラシル@ひぃ(プロフ) - アイリさん» コメントありがとうございます。失礼ながらタイトルがとあるボカロ曲をモチーフにしただけであり内容は関連付けでおりません。申し訳ありませんがリクエストも現在受け付けてはおりません。すみません… (2019年11月27日 16時) (レス) id: a76b54135a (このIDを非表示/違反報告)
なづき - 素敵な作品をありがとうございます！応援しております！、！ (2019年11月27日 1時) (レス) id: 5b1f2f213c (このIDを非表示/違反報告)
アイリ(プロフ) - 最初の説明でボカロ曲をテーマにしたと書いてあったので楽しみながら読んだ結果とても面白かったです！リクエスト宜しければですがゴーストルールをテーマにしたお話を作って貰うことは可能でしょうか？宜しければでいいので作ってもらえると光栄です！楽しみにしてます (2019年11月23日 17時) (レス) id: bf188ab197 (このIDを非表示/違反報告)
ウラシル@ひぃ(プロフ) - カフェモカさん» コメントありがとうございます。楽しんでいただけたのなら何よりです。また何処かで会う機会がありましたらよろしくお願いします。 (2019年11月22日 16時) (レス) id: a76b54135a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウラシル@ひぃ | 作成日時：2019年11月18日 22時
