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「こら。そのままだとAまで巻き込むでしょ。止めなさい。」
「ぁだっ！」
「グッ…！」
ゴッと重めの拳骨をひとらんが2人の頭に落とした。
「ちなみに俺は大体350年前。寛文、じゃなくて江戸時代くらいかな？」
2人の首根っこを掴みながら穏やかにそう答えたひとらん。
行動と声音のギャップ…！
「あとオレとロボロが同じくらいやんな？500年前。」
「いや俺は450いっとらんから！」
「っはー50年ぽっちやんけ。背も小さいやつは器も小さいんやなぁ？」
「関係無いわ！」
シッマは500歳、ロボロは450歳前らしい。
「50年って割と差があるよね…？」
「やんな！？ほらみろ！」
「あくまで人間からすればやろ！お前人間ちゃうやんけ！！」
なんかスケールが大きすぎて混乱してきた…
「なんか年功序列みたいになっとる中で言うの嫌やねんけど僕まだ150やからね？」
「若っ」
「いや若くはないで！？Aちゃんの感覚がバグってる！」
あぁそうだった。人間は150まで生きれないわ。生きてもヨボヨボのご老人だから若くはない。
「俺はJKやから18歳」
オスマンがキャピッという効果音が付きそうなほど茶目っ気たっぷりにウインクをしながら言う。
「いやオスマンさん俺よりも年上ですよね！？800いってますよね！？」
「なんで言うん？まったくこれだからエミさんは…」
「いやだって嘘はアカンやろ…」
オスマンに責められしょぼんとなってしまったエミさん。
というか、
「はっぴゃく…？」
800年前って何時代だったっけ？
思い出した鎌倉時代だわ。
「生まれたのはそうやけど日本に来たのは18年前やから18歳でええの！」
「私は正確に言うと786歳です。男のシルフは短命なので1500程度までしか生きられないんですけど、平均寿命は5000いくのでまだまだ子供です。」
謎の理論で弁明するオスマンと、更に規模の違いを見せてくるエミさん。
「ほら俺らも言うたんやからはよ言えや2人。」
年齢を暴露されたからなのか口調が荒くなっているオスマンがグルッペンとトントンに言った。
「エ？ア、イヤ、ｿﾉｰ？」
「マジで言わなアカンやつ…？」
グルッペンは変に声が上擦り、トントンも嫌そうにしている。
「私が気になって聞いただけだから言いたくなかったら無理に言わなくていいよ。ごめんね？」
既にこれだけの人に言わせた後で言うことではないかもしれないが、ここまで嫌がるとも思っていなかった。
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ウラシル@ひぃ(プロフ) - なづきさん» コメントありがとうございます。楽しんでいただけたのなら幸いです。 (2019年11月27日 16時) (
レス) id: a76b54135a (このIDを非表示/違反報告)
ウラシル@ひぃ(プロフ) - アイリさん» コメントありがとうございます。失礼ながらタイトルがとあるボカロ曲をモチーフにしただけであり内容は関連付けでおりません。申し訳ありませんがリクエストも現在受け付けてはおりません。すみません… (2019年11月27日 16時) (レス) id: a76b54135a (このIDを非表示/違反報告)
なづき - 素敵な作品をありがとうございます！応援しております！、！ (2019年11月27日 1時) (レス) id: 5b1f2f213c (このIDを非表示/違反報告)
アイリ(プロフ) - 最初の説明でボカロ曲をテーマにしたと書いてあったので楽しみながら読んだ結果とても面白かったです！リクエスト宜しければですがゴーストルールをテーマにしたお話を作って貰うことは可能でしょうか？宜しければでいいので作ってもらえると光栄です！楽しみにしてます (2019年11月23日 17時) (レス) id: bf188ab197 (このIDを非表示/違反報告)
ウラシル@ひぃ(プロフ) - カフェモカさん» コメントありがとうございます。楽しんでいただけたのなら何よりです。また何処かで会う機会がありましたらよろしくお願いします。 (2019年11月22日 16時) (レス) id: a76b54135a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウラシル@ひぃ | 作成日時：2019年11月18日 22時
