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5. ページ6

side.赤
_


桃「同じクラスやなかったら死んでまう!!!」


赤「ちょっ…」







春。




時間はあっという間に過ぎ去って、高校生活もいよいよラスト1年。








赤「おはよ」


桃「クラス!!」


赤「大丈夫やって」


桃「…」


赤「…そんなに不安なん?」






高3になって、なんとなく気持ちも引き締まる… なんて思いながら歩いとったら背中にとんでもない衝撃。




クラス替えがめちゃくちゃ怖いらしい小瀧やった。








桃「しげおらんかったら、俺なんも出来ん」


赤「大袈裟すぎるわ」






小瀧の腕が俺の肩に回る。




歩きにくいったらありゃしない。





赤「…重い」





全体重かけてきよるし。









緑「おはよう」


赤「おはよ」





最初は高2のクラスに集合。





そっから新しいクラスが発表されて、各自で移動する… って感じやねんけど、









桃「しげーっ!!」


赤「痛い、痛いです」


桃「よかったー!」





朝と同じように小瀧の腕が肩に回ってくる。







新しいクラスへの移動。





やけど、行き先は小瀧と一緒。







そう、つまり





赤「3年間、クラス一緒って珍しいんちゃう?」






高3のクラスも小瀧と一緒。







小瀧の目がキラッキラしとる。





俺と一緒のクラスなだけで何がそんなに嬉しいんだか。








緑「3対1になるのもどうなん?」


桃「あ…」






小瀧の横からひょこっと顔を出す神ちゃん。





何を隠そう、神ちゃんもまた3年間同じクラスやねんけど









青「ほんまやで、イジメか思たわ」





まさかの流星だけ別のクラス。








青「まぁ結構知り合いおったからええけど」


桃「流星こう見えて友達多いもんな」


青「どういうことやねん」


緑「一匹狼みたいな感じはする」


青「前は同じクラスやったから無理やったけど、今年は体操服借りやすくて助かるわ」


赤「そういう問題?」


青「そういう問題」






いよいよほんまに、ラスト1年になってもうた高校生活。









この1年も、





当たり前のように笑って過ごせたらええんやけどなぁ。

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雪菜 - おもろい (2023年4月21日 20時) (レス) @page2 id: 31a08c2e54 (このIDを非表示/違反報告)
hutgftyijghihihufyuihigydtsrsewrw - このお話が、好きです!最後は、救われて欲しいな〜(T-T) (2021年8月25日 13時) (レス) id: 43a86f40a2 (このIDを非表示/違反報告)
モム(プロフ) - s.d.westさん» 嬉しいコメントありがとうございます!( ; ; ) (2021年3月29日 1時) (レス) id: dc108877f5 (このIDを非表示/違反報告)
s.d.west(プロフ) - この作品大好きです!!更新、楽しみにしてます!! (2021年3月20日 20時) (レス) id: 30e47630a4 (このIDを非表示/違反報告)
モム(プロフ) - じゃすみんさん» 設置してますよ〜〜!(^ν^) (2021年3月15日 20時) (レス) id: dc108877f5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:モム | 作成日時:2021年1月17日 19時

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