恋の魔法には期限がある ４ ページ4
side.赤
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だいきー、という声が聞こえて ゆっくりと目を開ける。
頭はガンガンするし、水飲んだら気持ち悪なってまた少し戻してまうし、身体は熱いのに芯の方はゾクゾクするし。
ここまで具合悪くしたのはいつぶりやろ、っていうくらい。
黄「ごめん、寝てた？」
何故か無性に淳太にそばにおってほしくなって、鉛みたくなってる身体を無理矢理起こした。
黄「ん？ どうした？」
赤「ここ… おってほしくて……」
黄「横んなってなくてええの？」
赤「ん…」
淳太が俺の隣に腰を下ろしてくれる。
赤「…凭れて、ええ？」
黄「ええよ。楽な体制にしとき」
横になってるより、淳太に凭れてる方がよっぽど楽。
これも淳太の魔法なんやろか。
赤「…ふふ 、」
黄「なに笑ってるん」
赤「あんしん、するなぁ思うて…」
黄「それならええけど」
お前あっついなぁ…と笑われる。
こういう時やないと存分に甘えられへんから、今だけはいっぱい甘えてやる。
やないとほら、淳太が寂しがるから。
赤「じゅんたの、恋の魔法……」
黄「やからそれ何なん」
赤「じゅんたと一緒におると、毎日しあわせやから。 やから、じゅんたの魔法」
黄「…ってことは、大毅が見た夢は俺にフられる夢か」
赤「そ……」
話しているうちに、どんどん瞼が重たくなってくる。
黄「大毅がそないロマンチストやったとはなぁ」
淳太の声が途切れ途切れに聞こえて、
黄「恋の魔法に期限はないんちゃうかなぁ。…知らんけど」
もう限界。 淳太が何か言うてるけど、意識を飛ばした。
なんだか今なら、
黄「大丈夫。 ずっとそばにおるよ」
いい夢が見れそうな気がする。
(END)
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モム(プロフ) - けーた。さん» リクエストありがとうございます〜（ ; ; ）移行先で書かせていただきますね…！ (2018年11月14日 21時) (
レス) id: 6ef98410ae (このIDを非表示/違反報告)
けーた。(プロフ) - こんばんは。モムさんのお部屋で見てみたいお話が出てきたのでお邪魔しました；リク可能でしたら黄×赤で雑誌の立位置エピが絡んだ可愛らしいお話をお願いしたくて。黄色さん大好きな赤さんと内心自慢したくて仕方ない黄色さん…そんなお話ですがお願いできますか？^^ (2018年11月11日 20時) (レス) id: 5c1dcb4cdc (このIDを非表示/違反報告)
モム(プロフ) - ちょこさんさん» コメント、リクエスト共にありがとうございます…！ ぜひ書かせて頂きますね(^｡^) (2018年11月8日 1時) (レス) id: 6ef98410ae (このIDを非表示/違反報告)
ちょこさん - いつも楽しく読ませていただいております。リクエストなのですが、赤さんが本当に体調が悪いのにメンバーは嘘だと思って信じなくて、、、みたいな話を読んでみたいです！もしよろしければよろしくお願いします(･･*)これからもひっそりと読ませていただきます〜！ (2018年11月5日 0時) (レス) id: fbde2448b3 (このIDを非表示/違反報告)
モム(プロフ) - けーた。さん» そう言って頂けて嬉しい限りです〜〜（；＿；） (2018年10月26日 1時) (レス) id: 6ef98410ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モム
| 作成日時：2018年8月28日 22時
