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シルクside

今日はAにドッキリをする
『俺たち別れない?』って言うんだけど…

泣きすぎて息が出来なくなるって場合もあるからなぁ…
そうなる前に止めないと

ダホが外に出るふりをして少しの間ゲームをする
貴「それ何?」
シルク「スマブラ」

あ〜なんか聞いたことある〜
なんて呑気なことを言ってる

ゲームに勝って一段落着いたところで
シルク「…あのさ、別れようぜ」

Aは驚いた顔をして
貴「うん、私も別れたいと思ってたんだよね…シルクから言ってくれてよかった」

真顔でそう言ってきた
えっ?

シルク「嘘だろ…?」
貴「何が?シルクから言ってきたんだよ?」

なんの気後れもなしに言った
ヤバいぞ…俺は微塵もそんなこと思ってないのに

シルク「…これドッキリ、別れたくなんてない…」
誤解をとかなきゃと言葉を綴った

声は案外震えていて…焦っていた
貴「ドッキリなの?私は違うよ、本気で別れよう」

涙で視界が歪む
泣いて息が出来なくなるのは俺の方じゃん

シルク「別れたいなんて思ってねぇ…!ダメなことろあったら言ってくれよ、直すから…」
貴「ダメなことろなんてないよ。私がただ飽きただけ、好きな人が出来たの」

何時からこうなったんだろう
あの時?もしかしてあの時?

好きな人ができるなんて俺が隙を与えてしまったからだ
ちゃんと見れていなかったのだろうか?

シルク「そんなこと言うなって…!飽きたとか許さねぇ…」
納得出来ない

けど、その原因を作ったのは俺だ
離した方がいいのかもしれない

モトキは柔軟な見方ができる
マサイは優しくしてくれる
ダホはちゃんと見てくれる
ザカオは守ってくれる
ダーマは笑わせてくれる
ぺけは話を聞いてくれる

俺なんかより良い奴が沢山いる
誤解ばっかで無理させてる

シルク「…分かった…別れよう、Aがそう言うなら…」
いつの間にかぐしゃぐしゃになった顔

Aがどんな表情をしているかなんて分かりゃしない
貴「ドッキリ、大成功〜」

楽しそうなAの声
直ぐに意味がわかった

シルク「よかった…まじで良かった…」
貴「逆ドッキリで〜す、ダホちゃん初の成功?」

思いっきし抱きしめて腕に閉じ込めた
貴「シルク、苦しい…」

慌てて力を緩めた
マサイ「シルク超情けなかったなww」

シルク「うるせぇww必死だったから仕方ねぇわww」
ホントに離さない
何があっても

カップルでスポーツテスト対決!!→←逆ドッキリ!?



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設定タグ:シルクロード , シルク , Fischer's   
作品ジャンル:恋愛
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こつぶ(ここ)(プロフ) - *ののさん» そーなんですか…(´・ω・`)マラソンの部分書いてほしいです…! (2019年4月13日 21時) (レス) id: 774bd11b3a (このIDを非表示/違反報告)
*のの(プロフ) - こつぶ(ここ)さん» 予定があわずオールスター感謝祭を見れていないんです…書いて欲しいシーンを詳しく書いて頂ければ頑張りますが…難しいかもです (2019年4月13日 20時) (レス) id: 139f9ac550 (このIDを非表示/違反報告)
みるく - 凄い...ありがとうございました! (2019年4月13日 20時) (レス) id: ae7f37ea5c (このIDを非表示/違反報告)
こつぶ(ここ)(プロフ) - オールスター感謝祭のものを書いて欲しいです! (2019年4月13日 19時) (レス) id: 774bd11b3a (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ&くう(プロフ) - こちらそこ何度もありがとうございます (2019年4月8日 7時) (レス) id: 7ab6ffeaef (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鳴海 帆南 | 作成日時:2019年3月27日 23時

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