死神さん ページ3
カチッ下校時刻、5時になりました___まだ校内に残っている人は___
...スゥッ
美「__死神さん、私の願いを、叶えてください__」
...
美「...やっぱりただの噂か...」
?「僕のこと、よんだ?」
美「!」
そこには、黒いフードを被った白髪の少女がたっていた。
美「お、脅かさないでよ!危うく転んで私の体に傷がつくところだったじゃない!」
?「あはは、ごめんごめん!で、僕を呼んだのは君で間違いないね?」
美「ええそうよ!」
?「そっか。一応名乗っておくよ。」
死「僕は死神。この学園の四不思議。さて、僕を呼んだってことは願いを叶えてほしいんだよね?」
美「ええ。」
死「願いは?ちなみに三つまでだからね。」
美「そうね、一つ目は...」
先「おい姫咲!そこでなにしてるんだ!もう下校時刻は過ぎてるぞ!」
美「あ!先生!すみません、ちょっと忘れ物しちゃって!」
先「そうか。はやくかえれよ。」
美「はぁい!」
美「ねえ、あんたのこと見えてなさそうだったけど...」
死「あ、そっか。言ってなかったよね。僕の姿は僕を呼び出した人と霊感のある人以外見えないんだよ。」
美「へえ...で、
なんでついてきてるの?」
死「ついてった方が願い叶えやすいかなーと思って!ちなみに僕は食事も睡眠も必要ないから心配はいらないよ!」
美「そ、そう...着いたわよ。私の家。」
死「お邪魔しまーす!」
ガチャ
死「うわー!広い!」
美「そうでしょ?家の親は社長なんだから!」
死「へえー...凄いね!」
美「そうでしょそうでしょ!もっと褒めてもいいのよ?」
死「凄い凄い!」
美「ふふふ。」
死「あ、そうだ。結局、願いってなに?言ってくれれば今日の夜位には叶えられるよ?」
美「ああそうそう。一つ目のお願い。」
ピラッ
死「これは...写真かな?」
美「そうよ。この女を殺してほしいの。」
死「...わかった!いいよ!でも、いいの?」
美「?何がよ。」
死「...ううん、何でもない!じゃあ、この人の詳細を教えてくれる?」
美「この不細工は赤石秋音。2-Aの女子。」
死「殺す理由は?」
美「...簡単よ。優斗君に近づくからよ!」
死「(そんな簡単な理由で殺しちゃうんだ...これは当たりかな。)女の子って怖いね!愛一つでここまで動けるんだ。僕には理解できないや。」
美「あんた女の子っぽく見えるけど...」
死「ん?ああ、死神に性別はないよ!」
美「ふーん...まあいいわ。じゃ、よろしく。」
死「任せてよ!」
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runa(プロフ) - ラックさん» ありがとうございます!!楽しんでいただけて幸いです! (2022年5月5日 12時) (レス) id: ba71354750 (このIDを非表示/違反報告)
ラック(プロフ) - 面白くて一気読みしちゃいました!これからも頑張ってください! (2022年5月5日 0時) (レス) @page7 id: 0083a1a0dd (このIDを非表示/違反報告)
runa(プロフ) - リカウさん» コメントありがとうございます!ちょっと短めでしたが...楽しんでいただけたなら幸いです!これからも頑張ります!ついでに新作アンケートの方もやっていただけたら... (2020年9月20日 7時) (レス) id: ba71354750 (このIDを非表示/違反報告)
リカウ - 完結おめでとうございます!お疲れ様でした!とても面白くって更新毎日見る位でしたwwこれからも頑張ってください応援してます! (2020年9月19日 18時) (レス) id: 82435b515f (このIDを非表示/違反報告)
runa(プロフ) - 日立さん» ありがとうございます!これからもがんばります! (2020年9月14日 15時) (レス) id: ba71354750 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:runa | 作成日時:2020年9月3日 21時