#R 休日 ページ7
〜 R Side 〜
「……ー…ん、……きて…だ…い」
Aの声が聞こえる。
これは夢なのか、それとも現実なのか
曖昧な区別の中で俺は手を伸ばした。
すると
「ひゃっ」
そんな声と共に、Aが
俺の身体へとダイブしてくる。
まぁ軽いから問題ないけどね。
R「あれ…現実かぁ」
「り、りょーさん…遊ばないで起きてください！」
R「なんでよー」
昨夜から深夜にかけて
踊ってみたの撮影だった為に
起こそうとした身体は、案の定重い。
重力に逆らえなくて落ちたら
ベッドに突っ込む形になってしまった。
「えっ、大丈夫ですか？！」
別に何処も痛くないしこんなんで怪我するほど
ヤワな男じゃないのに、そんなに心配されたら
意地悪したくなっちゃうじゃん。
「こ、骨折はやめてくださいね…」
R「A、今俺の事バカにした？」
「…してませんw」
堪えきれずに肩を震わせて笑う君が愛おしい。
今すぐに抱き締めて本当なら…。
「あ！そんなことより」
R「？」
「水族館のペアチケット当たったんですけど
一緒に行きませんか…？お休みですし…」
R「水族館かぁ…」
「お疲れでしたら友達誘います…」
R「ごめんごめんwからかいたくなったのw」
「りょーさん…朝ごはん抜きにしますよ」
R「なんで？！酷くない？！
Aだって骨折でバカにしたじゃん？！」
「…それとこれとは別です」
たまにワガママになるとこも好き。
R「水族館行こ！俺楽しみ！
いっぱい写真撮って、ゆーま達にお土産も買お！」
「はい！！」
本当なら壊してしまいたい。
Aの笑顔が見たい。楽しませたくて
幸せにしてあげたくて堪らないのに
俺の中の悪魔はそれを汚そうとする。
だけど俺は君より大人だから
今はまだ我慢してあげる。
R「…待っててね」
「？何か言いました？」
R「んーん！さぁ準備しよ！」
「それならいいですけど？」
こんな感情、君に教える必要もない。
一生かけて、幸せにしてあげるから
これからも隣に居てね。
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煌(プロフ) - 名無しさんさん» コメントありがとうございます！！とても嬉しいです…頑張ります！！ (2020年3月28日 11時) (
レス) id: 9ecbc920c4 (このIDを非表示/違反報告)
名無しさん - 凄い好きです！（唐突）語彙力やシチュエーションなどが神すぎる…。更新頑張ってください！応援してます！！ (2020年3月28日 2時) (レス) id: 157587492d (このIDを非表示/違反報告)
煌(プロフ) - ガープ女子さん» 外したつもりが外せていなかったようです…ご指摘ありがとうございました (2020年3月27日 19時) (レス) id: 9ecbc920c4 (このIDを非表示/違反報告)
ガープ女子(プロフ) - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい！！違反です！！ (2020年3月27日 14時) (レス) id: feca30ed8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：煌 | 作成日時：2020年3月26日 22時
