【wrwrd】私を見てほしかった【zm】

２１話 ページ22

-１ヶ月後-









未だにゾムの浮気は続いている





私との関係も続いている







あの日からどうしてもキスされても




夜のお誘いをされてもあの子の顔が、




あの子と笑い合ってるゾムの顔がちらつく








当然、レスになるわけで。




でもあの子が脳内でちらつくのにするなんて無理






『…ごめんね。』





ゾ「別に大丈夫やで」





私は何に対して謝っているのだろう






ゾ「Aの体調が優れんのにしても



俺が最低なだけやろ。」






そう優しく声をかけてくれるけど






あなたはあの子としてるんでしょう？






なんて口に出せるはずがない。






いつから私は、こんなに臆病に





なったんだろう。逃げるようになったんだろう







多分、あの子に負けてるって分かってるからなんだろうね









・









…ゾムは、私にどうしてほしいんだろう




本当に愛してるのはどっち？



優しいから、あなたから私をフれないだけ？




何のための私っていう存在なの？






『…嫌、だよ、』






もう、限界も、近いのかもしれない

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